2011年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

情報処理概論及演習(Fundamental Information Processing and Exercise)[5223]

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3単位
倉林 有 非常勤講師

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 情報学部の学生が、学部での学習、研究において最低限必要な範囲で、コンピュータを一通り使えるようになることを達成目標とし、授業を行う。

 前期はアプリケーションソフトウェアの利用、後期はプログラミングに焦点を当て、授業を行う。

<授業計画及び準備学習>
前期
1. 授業のガイダンス、IDとパスワード、Windowsの基本操作、電子メールの利用
2. コンピュータのハードウェアとソフトウェア
3. 日本語入力の仕組みとワープロの基本操作
4. ワープロソフトウェアWordの各種機能
5. 情報の検索
6. 検索の利用
7. スプレッドシートの基本概念
8. スプレッドシートソフトウェアExcelの各種機能
9. Excelの利用
10. プレゼンテーション
11. コンピュータネットワークとWebページ
12. Webページ制作
13. 文書処理システムLaTeXの各種機能
14. LaTeXの利用
15. 期末試験

後期
1. Excel VBAの基本操作、変数の種類
2. 四則演算と条件判断文
3. 繰り返し文による反復処理
4. Subプロシージャ
5. Functionプロシージャ
6. 配列
7. ワークシート (セル) の利用
8. 課題演習
9. 再帰呼び出しによる反復処理
10. 文字・文字コードの処理と暗号
11. 文字列の処理と再帰的関数
12. ユーザ定義型としての構造体
13. 課題演習
14. ソーティング (整列)
15. 期末試験

<成績評価方法及び水準>
 期末試験 (40%)、演習課題 (60%)。

 ただし、期末試験を 1 度でも受験しなかった場合、履修放棄と見なす。

<教科書>
前期: 荒 實 他, “理工系学生のためのコンピュータリテラシー,” 共立出版, 東京, 2011.

後期: 加藤 潔, “Excel環境におけるVisual Basicプログラミング,” 共立出版, 東京, 2006.

<オフィスアワー>
 基本的に、私の授業後すぐであれば、私が担当するいずれの科目でも対応する。

<学生へのメッセージ>
 各回の準備学習として、前回分の復習を行うことを求める。なぜならば、適度に頻繁に学習を行うことが、習得への最も確実で楽な道だからである。

 

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