3340

2011年度工学院大学　情報学部情報デザイン学科

○Reading Skills in English IB[3340]

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1単位
菅野　智城　非常勤講師

最終更新日 : 2012/03/09

＜授業のねらい及び具体的な達成目標＞: この授業では、学生の英語運用能力を４技能（listening・speaking・reading・writing）すべての側面から、総合的に英語コミュニケーション能力を伸ばすことを目標としている。授業では、主として英語を読む活動に重点をおく。スキャニングやスキミング、トピックの把握などの練習を通して、読んでいる文章のトピックを見つけ、それを支持する文を理解し、結論へたどりつく、リーディングプロセスの習得を目指す。また、このような活動を通して、基礎から応用まで幅広く英語の文法や語彙を習得することも望まれる。
＜授業計画及び準備学習＞: トピック全体の内容を把握し、それに対する皆さんの見解を表現することも視野に入れつつ、前期に引き続き英文を読み進めていく。テキストの英文について受講者は語彙、フレーズ、文構造、パラグラフの要旨について、どこを聞かれても答えられるように十分な予習をすることが望ましい。文法事項の確認、語彙の補強のために、授業内の一定の時間を用いて、適宜、小テストを行う。また必要に応じて別途プリントを使用する場合もある。なお文法事項の確認・語彙の補強のために原則として毎回、授業内の一定時間を用いてTOEICなどの英語能力試験に対応する練習をおこなう。

第１回　Introduction
　　　　準備学習：特になし
第２回　Chapter 8 Reasons / Conclusions
　　　　準備学習：Chapter 8の英文内容、語彙の確認
第３回　Chapter 9 Analysis (Evidence)
　　　　準備学習：Chapter 9の英文内容、語彙の確認
第４回　Chapter 8-9のまとめ（内容確認と演習），その他記事
　　　　準備学習：Chapter 8-9の英文内容、語彙の確認
第５回　Chapter 10 　Analysis (Evidence)
　　　　準備学習：Chapter 10の英文内容、語彙の確認
第６回　その他英語記事・演習
　　　　準備学習：特になし
第７回　Chapter 8-10のまとめ（内容確認と演習），その他記事
　　　　準備学習：Chapter 8-10の英文内容、語彙の確認
第８回　学習成果の確認（試験）
　　　　準備学習：前回までの総復習
第９回　Chapter 11 Controversy
　　　　準備学習：Chapter 11の英文内容、語彙の確認
第１０回　Chapter 12 Comparison / Contrast
　　　　準備学習：Chapter 12の英文内容、語彙の確認
第１１回　Chapter 11-12のまとめ（内容確認と演習），その他記事
　　　　準備学習：Chapter 11-12の英文内容、語彙の確認
第１２回　Chapter 13 Classification
　　　　準備学習：Chapter 13の英文内容、語彙の確認
第１３回　Chapter 14 Chronological Order (History)
　　　　準備学習：Chapter 14の英文内容、語彙の確認
第１４回　Chapter 13-14のまとめ（内容確認と演習），その他記事
　　　　準備学習：Chapter 13-14の英文内容、語彙の確認
第１５回　学習成果の確認（試験）
　　　　準備学習：前回までの総復習
＊随時変更が加わる予定
＊進度状況により、扱う単元に変更が生じる場合もある
＜成績評価方法及び水準＞: 平常点（授業内の発表、小テスト）を30％、2回の定期テスト（中間試験、期末試験）を70％として総合的に評価し、60点以上の者を合格とする。なお、欠席回数が総授業回数の3分の1に達した場合、単位取得の資格を失う。授業開始のチャイムから30分以降の遅刻は欠席となる。また遅刻の回数が3回に達するごとに1回の欠席とする。
＜教科書＞: Outlook on Science and Technology: Skills for Better Reading III（構造で読む自然科学エッセイ），石谷由美子, スザンヌ・エンブリー著（南雲堂，2007），￥1700+税
＜参考書＞: ロイヤル英文法（旺文社）
＜オフィスアワー＞: 水曜日12:30-13:00
＜学生へのメッセージ＞: 英語を正確に「読む」ということは大変な時間と労力を必要とします。それが学術論文、哲学書となるとなおさらです。が、その分、得られるものも大きいでしょう。英語というフィルターを通して、筆者の心、その背後にある異文化を見つめるよい機会になれば、と思います。授業には毎回、必ず辞書を持参すること。