2011年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

情報数学II(Information Mathematics II)[2223]

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2単位
溜渕 一博 准教授  
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最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 コンピュータ科学を含む理工学系の基礎として知っておくべき数学分野について、その分野の数学を使いこなせるようにすることに重点を置いて講義を行う。

<授業計画及び準備学習>
1.三角関数、指数関数それらの逆関数。オイラーの公式との対応。
  準備学習:教科書1章1.3までを精読し理解できない部分をノートしておく。
2.スカラーとベクトル。
  準備学習:教科書1.4を精読し理解できない部分をノートしておく。
3.行列。
  準備学習:教科書2章2.1.3までを精読し理解できない部分をノートしておく。
4.n次元ベクトル空間、複素行列、ノルム、行列式。
  準備学習:教科書2.1.4から2.2.4までを精読し理解できない部分をノートしておく。
5.逆行列、クラメールの公式、行列の固有方程式と対角化。
  準備学習:教科書2.2.5から2.3.2までを精読し理解できない部分をノートしておく。
6.1変数関数の微分。
  準備学習:教科書3章3.1の3.1.1から3.2.2までを精読し理解できない部分をノートしておく。
7.項別微分、無限小の位数、関数の値の変化と導関数、定積分、不定積分、広義積分。
  準備学習:教科書3.2.2を復習し、3.2.3から3.3.2までを精読し理解できない部分をノートしておく。
8.積分の実例。
  準備学習:教科書3.3.3から3章の終わりまでを精読し理解できない部分をノートしておく。
9.偏微分、全微分、1次微分形式とその完全性、合成関数の微分。
  準備学習:教科書4章の4.1を精読し理解できない部分をノートしておく。
10.変数変換、2変数のテイラー展開、2変数関数の値の変化。
  準備学習:教科書4.1.3を復習し、4.2の始めから4.2.3の129ページ「条件付きの極値」の前までを精読し理解できない部分をノートしておく。
11.多変数関数の積分、。
  準備学習:教科書4.3の4.3.1の内「2次元無限積分の計算」を除いた部分を精読し理解できない部分をノートしておく。
12.3重積分、ヤコビアン、2次元無限積分とガウス積分。
  準備学習:教科書4.3.1の「2次元無限積分の計算」と4.3.3を精読し理解できない部分をノートしておく。
13.線積分。
  準備学習:教科書4.4を精読し理解できない部分をノートしておく。
14.テンソル。
  準備学習:教科書2.4を精読し理解できない部分をノートしておく。
15.学習成果の確認(試験)
 

<成績評価方法及び水準>
試験

<教科書>
「応用から学ぶ理工学のための基礎数学」久保健・打波守 共著(培風館)

<オフィスアワー>
前期 金曜日 15:00〜17:00 新宿 A-1511
後期 火曜日 15:00〜16:00 新宿 A-1511

 

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