2011年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科

国際関係と文化(International Relations and Culture)[3C15]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
清水 英里 非常勤講師

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
国際関係といっても欧米に偏ることなく、第三世界にも十分目をくばり、学生が自分で世界の中で「自分は何をしたいのか、そのためには何をすればいいのか」と いう問いに明確に答えられることを達成目標とする。理論だけに頼らず様々な教材を用い、日々の生活の中からの国際化とは何かというものを考えることができるようにする。

<授業計画及び準備学習>
1 ガイダンス 
2 「文化」とは何か
3 国際社会の中での日本
4 個別発表
5 ナショナリズムについて
6 『映像の世紀』を見る
7 難民問題とは何か
8 ベトナムの世界史1
9 ベトナムの世界史2
10 ドキュメンタリー『戦争とジャーナリズム』
11 ボランティア論
12 テロリズムとは何か
13 近代的身体
14 ジェンダー論とは何か
15 テスト

<成績評価方法及び水準>
受講者のきちんとした出席を不可欠の前提とした上で、定期試験の成績を60点未満、授業中の総合点を20点未満で総合的に評価し、 60点以上の者に単位を認定する。成績評価方法及び水準の詳細については初回授業時に説明する。就職活動やその他諸事情により出席が困難である場合はその 理由などによって考慮するので申し出ること。

<教科書>
特に指定しない。

<参考書>
稲賀繁美編『異文化理解の倫理にむけて』(名古屋大学出版会、2001年)、歴史学研究会編『国民国家を問う』(青木書店、1994年)古田元夫『ベトナムの世界史』(東京大学出版会、1995年)

<オフィスアワー>
授業開始前・終了後、12階講師室にて。気軽に質問に来てください。なおどうしても個人で連絡を取りたい方は、教務課に相談してください。

<学生へのメッセージ>
自分が世界で活躍するイメージを常にもって、日々をすごしてください。国際社会に出た時、自分ならではのオリジナリティあるアイデンティティーを持って生きていけるための立脚点を持てるようになってください。国際社会へのメッセージを発するためには、まず自分の立場を知ることが大切 です。新聞・ニュースなどの情報を、偏ることなく自分の力と視点で消化する力を持ってください。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2011 Kogakuin University. All Rights Reserved.