2011年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科
△電磁気・光学実験(Experiments in Electromagnetism and Optics)[5172]
1単位 疋田 光孝 教授 [ 教員業績 JP EN ] 堀内 邦雄 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 「電磁気・光学実験」では「モーターの原理やトルク、さらに発電機等の実験と評価」、「基礎的な電気回路の計測とその応用実験」、「レーザーを用いた光学実験」の3テーマについて実験を行う。これにより、将来どんな分野へ進んでもエンジニアとして必要な基礎技術を身につけることを目指す。本実験の目標は、3年次以降のECPにおいて企業から提供して頂くテーマに挑戦する際に必要な基本的な技術や手法を習得することである。
この科目は主に以下の学習・教育目標に対応している。 (JABEE学習・教育目標) 「国際工学プログラム」 (C)基礎工学・専門工学知識の習得:◎ JABEE基準1の(1)の知識・能力:(c)(d)の(2)a)b)(g)(h):◎
- <授業計画及び準備学習>
- 第1回:オリエンテーションと注意および基礎的な講義。物理の授業で学んだ電気関係を復習しておく。
第2回:モーターの原理等に関する講義および試験。講義資料のモーターの原理を予習する。前回の講義内容を復習しておく。 第3回:モーターの慣性モーメント等に関する講義と試験。講義資料のモーターの慣性モーメントを予習する。前回の講義内容を復習しておく。 第4回:モーターのトルク等に関する講義と試験。講義資料のモーターのトルクを予習する。前回の講義内容を復習しておく。 以降2班に分かれA、Bグループ各10回実験を行う。Aグループを例に示す。 第5回:ファラディーモーター、右ねぎの法則の実験。モーターの原理等に関する実験指導書を予習しておく。レポート作成で復習をする。 第6回:モーターの原理実験、ロータリーエンコーダーによる回転数の測定。モーターの慣性モーメント等に関する実験資料を予習しておく。レポート作成で復習をする。 第7回:モーターのトルク測定に関する実験。モーターのトルク等に関する実験指導書を予習しておく。レポート作成で復習をする。 第8回:発電機の原理実験。実験指導書の発電機関係個所を予習しておく。レポート作成で復習をする。 第9回:モーターと発電機を組み合わせた電力(エネルギー)回生の実験。実験指導書のモーターと発電機の個所を予習しておく。レポート作成で復習をする。 第10回:抵抗を組み合わせた基礎的な電気回路の実験。物理の授業で学んだ電気関係の基礎を予習しておく。レポート作成で復習をする。 第11回:抵抗とコンデンサを組み合わせた過渡現象の実験。実験指導書の抵抗とコンデンサの個所を予習しておく。レポート作成で復習をする。 第12回:ダイオードによる半波整流、全波整流の実験。実験指導書のダイオードの個所を予習しておく。レポート作成で復習をする。 第13回:スリット列による光の回折に関する実験。実験指導書の光学関係の個所を予習しておく。レポート作成で復習をする。 第14回:光の偏光、分光に関する実験。実験指導書の光の偏光、分光の個所を予習しておく。レポート作成で復習をする。 第15回:学習成果の確認(レポート課題等の総まとめ)
- <成績評価方法及び水準>
- 3回の試験と10回の実験レポートそれぞれを100点満点で採点し、総合成績はそれらの全平均値とする。総合成績が60点以上で合格とする。ただし、欠席は3回まで、4回以上は履修放棄と見なす。
「国際工学プログラム」の学習・教育目標(C) および(F)は、本科目およびこの目標に対応する卒業に必要な他の該当科目をすべて習得することにより達成される。
- <教科書>
- 講義資料、実験指導書等は、事前にプリント等を配布する。
- <参考書>
- 特に無し
- <オフィスアワー>
- 水・木曜日:新宿校舎A1778、 13:00〜17:00
上記時間以外でもメールで約束の上随時面談可能 メールアドレス:hikitami@cc.kogakuin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- グループで実験を行うため、実験を通して技術的な点のみでなく、実験の計画、データの解析、整理、解釈の能力等も育成されます。本「電磁気・光学実験」でエンジニアとしての基礎を身につけ、次年度以降のECP II、ECP III へ参加するための足掛かりとして下さい。
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2011 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|