○数学ＩＩＩ（Mathematics III）[2374]

＜授業のねらい及び具体的な達成目標＞

工学の専門理論を学ぶ上で基礎となる線形代数学を学ぶ。特に左基本変形や右基本変形を用いた連立一次方程式、逆行列、行列式の計算方法を学ぶ。連立一次方程式を解けるようになること、逆行列を求めることができるようになること、行列式の計算ができるようになることが目標である。
（JABEE学習・教育目標）
「国際工学プログラム」
(C)基礎工学・専門工学知識の習得：◎
JABEE基準１の（１）の知識・能力：(c)：◎
（前提となる基礎知識と習得後の展開）
高等学校で習った数学の知識を前提とします。
習得後は、工学全般で使用される線形代数学の基礎となります。

＜授業計画及び準備学習＞

１．行列の演算
準備学習：高校数学Cの2次行列の演算を復習しておくこと。
２．区分け
準備学習：行列の演算（第１回）を復習しておくこと。
３．正則行列と逆行列
準備学習：高校数学Cの逆行列について復習しておくこと。
４．行列の基本変形
準備学習；逆行列（第３回）を復習しておくこと。
５．連立一次方程式
準備学習：基本変形（第４回）を復習しておくこと。
６．基本変形による逆行列の解法
準備学習：基本変形（第４回）を復習しておくこと。
７．基本変形による連立一次方程式の解法
準備学習：連立一次方程式（第５回）を復習しておくこと。
８．置換
準備学習：高校数学Cの逆行列について復習しておくこと。
９．行列式の定義
準備学習：置換（第８回）を復習しておくこと。
１０．基本変形と行列式
準備学習：行列式の定義（第９回）を復習しておくこと。
１１．行列式の性質
準備学習：基本変形と行列式（第１０回）を復習しておくこと。
１２．行列式の計算
準備学習：行列式の性質（第１１回）を復習しておくこと。
１３．行列式と逆行列
準備学習：逆行列、行列式を復習しておくこと。
１４．逆行列と連立一次方程式
準備学習：逆行列、連立一次方程式を復習しておくこと。
１５．学習成果の確認（試験）
準備学習：前回までの総復習を行うこと。

＜成績評価方法及び水準＞

期試験で最終成績を評価、60点以上の者に単位を認める。

＜参考書＞

「入門　線形代数」三宅敏恒著（培風館）

＜オフィスアワー＞

木曜日14：50〜15:50（八王子）

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