2011年度工学院大学 建築学部

基礎設計・図法(Introduction to Architectural Design、Theory of Design)[5114]

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2単位
鈴木 敏彦 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]
半田 雅俊 非常勤講師
村山 隆司 非常勤講師
小川 真樹 非常勤講師

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
製図のための基礎技術の習得と、図面や模型を使って空間を読み解く力を身につける。空間や家具のデザインを図面という手法でどのように表現するかを体得してもらうことが目的である。具体的な達成目標は以下の通り。
(1)家具の図面を通して三面図の基本的な考え方を学ぶ
(2)インテリアの演習を通してスケール感覚を身につける。
(3)建築の基本図(平面図、断面図、立面図、配置図)が読めるようになる。
(4)建築の基本図がかけるようになる。
(5)透視図の原理を理解し、基本的な透視図がかけるようになる。
(6)図面を立体的に表現できるようになる。

<授業計画及び準備学習>
◆ 対象となる建築/インテリア/家具の作品
授業の初回に対象となる作品の図面集を配布する。

◆ 課題の進め方
※ それぞれの課題は授業での説明(授業前半)→製図室での実習(授業後半)、又は次週までの宿題として提出となる。
※ 授業では黒板を使って説明することは殆どないので、各自スケッチブックやノート(A4以上)を必ず準備して、講義室での先生の指示やアドバイスをしっかりとかきとめること。
※ 製図室での実習では各種製図用具を使用する。製図道具を忘れると授業に参加できないので注意すること。
※ 提出された作品のなかから優秀作品を選抜して講評する。
※ 講評の後に次の課題の説明をするので、最後までしっかりと授業の内容を確認すること。
※ この授業では毎回必ず次週課題(宿題)があるので、時間外の自習時間を十分に確保することが必要。また病気や怪我など不足の事態を考慮して、早めに宿題にとりかかること。

<成績評価方法及び水準>
◆ 課題についての注意
※ 提出する課題は全て提出しなければならない。
※ それぞれの課題には提出の期限がある。提出の時間におくれた場合には原則としてビハインド扱いとなり、減点の対象となる。(交通機関の遅れの場合は遅延証明書を提出すれば減点はない)
※ 原則としてA3版(420mm×297mm)か、A2版(594mm×420mm)のケント紙を横使いで使用する。異なるサイズでの提出は認めないので注意すること。
※ 仕上げについては、鉛筆仕上げ、インク仕上げ、着色など都度指示をするのでそれに従う事。線を引くペンとしては、ボールペン、サインペンなど製図用ではない道具を使う事は特別な事情がない限り認めない。
※ 全課題を提出しないと単位の取得はできない。
※ ビハインド提出の場合、授業の時間内であれば1ランクダウン(−5点)それ以上の場合は半分となる。

<教科書>
「コンパクト資料集成」

<参考書>
数知れず出版されていますので、自分に合った参考書を購入すること。

<オフィスアワー>
授業当日の授業時間の前後。

<学生へのメッセージ>
この基礎設計の授業は毎週課題が出題され、次週には提出というハードな授業である。君たちにとっては大変だが、これは建築を志す学生が通過しなければならない道のりである。しかし、図面を仕上げる苦しさの後の達成感や充実感が味わえることもこの授業の魅力である。

<備考>
◆ 注意事項
※ 設計製図室、および製図台の使用規則を厳守すること。
※ 製図用具、および、教科書などは毎回持参すること。
※ 自習課題は翌授業日の定められた時間に提出すること。時間厳守に注意。
※ 重い病気・怪我などの真にやむをえない事情により、期日に課題を提出できないときは、それを証明する書類を添えて、翌週(翌週が休講の場合はその翌授業日)に課題を提出すること。たとえば、締切当日に病院に行った場合は、その日付の病院の領収書、病気・怪我が長期にわたり課題にとりかかることが不可能だった場合は、それを証明する医師の診断書を用意すること

 

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