2011年度工学院大学 建築学部
△情報処理A(K)[4318]
2単位 飛松 敬二郎 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- コンピュータリテラシーの講義と演習を行う。情報処理の基礎的な概念や情報倫理について理解し,ID管理された計算機システムの基本ソフトウェアと応用ソフトウェアの実践的演習を通して、コンピュータを身近な道具として使えるようになることをめざす。
授業の予習・復習とともに、次のe-learning教材で学習を行う。 https://inavi.ns.kogakuin.ac.jp/coursenavig/service 受講者は上のURLで表示されるCampusmate/CourseNavigにログインして、オンライン学習申込の一覧からこのクラスの科目を選択して学習申込を行い、e-learning教材「情報倫理」で学習を行うこと。学習状況、テストの結果など学習記録が担当教員により確認される。
本科目の具体的な達成目標は計算機利用の基礎の修得および情報倫理の修得である。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.コンピュータ概論、IDとパスワード、Windowsの基本操作、電子メールの利用方法
準備学習:教科書 第4章電子メールを予習する。 2.ワープロソフトウェア(1) Wordの基本操作、文書の体裁を整える 準備学習:教科書 第1章1.1節序論および第5章5.1-5.5節を予習しておく。またe-learning教材「情報倫理」の1章ネットワーク社会を学習すること。 3.ワープロソフトウェア(2) 編集作業、書式変更、表の挿入、オブジェクト挿入 準備学習:教科書 第1章1.2節情報の表現方法および第5章5.6-5.7節を予習しておく。またe-learning教材「情報倫理」の2章ユーザ認証とアカウントを学習すること。 4.ワープロソフトウェア(3) 数式を含む文書の作成 準備学習:教科書 第1章1.3節コンピュータのハードウェアおよび第5章5.8節を予習しておく。またe-learning教材「情報倫理」の3章情報の受発信を学習する。 5.表計算ソフトウェア(1)Excelの構成要素(ブック、ワークシート、セル)、セル入力と編集、セルの複写、移動、オートフィル 準備学習:教科書 第1章1.4節コンピュータのソフトウェアおよび第6章6.1-6.2.2節を予習しておく。またe-learning教材「情報倫理」の4章 セキュリティと個人情報保護を学習する。 6.表計算ソフトウェア(2)セルのフォーマット、罫線操作、数式の入力、セル参照、数式とオートフィル 準備学習:教科書 第1章1.5節コンピュータネットワークおよび第6章6.2.3-6.2.4節を予習しておく。またe-learning教材「情報倫理」の5章 ネットワーク社会と生活を学習する。 7.表計算ソフトウェア(3)グラフ作成、Wordとの連携、応用課題 準備学習:教科書第2章2.1−2.3節のWindows7の基本操作および第6章 6.2.5-6.3節を予習しておく。またe-learning教材「情報倫理」の6章ネットワーク社会の問題とトラブルを学習する。 8.プレゼンテーション 準備作業と心構え、PowerPointでのスライド作成と演示 準備学習:教科書第2章2.4節ウェブブラウザの操作方法および第7章 7.1-7.4節を予習しておく。またe-learning教材「情報倫理」の7章ネットワーク社会を取り巻く法律を学習する。 9.Webページ制作(1)WWWの仕組み、HTMLの基本、キーワード、タグ、要素、例題作成 準備学習:教科書第3章3.1-検索エンジンおよび第8章 8.1-8.3節ウェブページ制作の前半部分を予習しておく。またe-learning教材「情報倫理」の修了テスト1を実施する。 10.Webページの制作(2)スタイルシート、例題にスタイル記述を追加 準備学習:教科書第3章3.2情報の科学的な理解と利用および第8章 8.4-8.7節のスタイルシート、例題を予習しておく。またe-learning教材「情報倫理」の修了テスト2を実施する。 11.Webページの制作(3)大学のWebサーバの利用環境、Webサーバでの準備作業、 ファイルのアップロード、URLの確認 準備学習:教科書第3章3.3節情報発信と情報社会に参画する態度、3.4節情報セキュリティについて予習しておく。また情報基礎教育運営委員会のWebサイト http://intra.ns.kogakuin.ac.jp/~wwgt017 のウェブページ制作関連のホームページ開設に関する資料を予習すること。 12.LaTeX 数式を含む文書の作成、プレビュー、印刷 準備学習:教科書 9.1-9.6節、及び配布プリントを予習する。 e-learning教材「情報倫理」の修了テスト3を実施する。 13.LaTeX 数式を含む文書の作成 準備学習:教科書9.7-9.10節、及び配布プリントを予習する。 e-learning教材「情報倫理」の修了テスト4を実施する。 14.LaTeX によるオリジナル課題文書の作成 準備学習:教科書9章全部を理解しておく。 e-learning教材「情報倫理」の修了テスト5を実施する。 15.学習成果の確認(定期試験) 準備学習:これまでの総復習を行うこと。特に教科書の第1章及び第3章はもう一度しっかり理解しておくこと。
- <成績評価方法及び水準>
- 課題は期限までに全てを提出すること。課題と中間テストの結果を40%、定期試験の結果を60%として総合評価する。評価点60点以上を合格とする。原則全授業へ出席すること。欠席や遅刻は減点対象とする。
- <教科書>
- 「理工系学生のためのコンピュータリテラシー」工学院大学情報基礎教育運営委員会編(共立出版)
- <参考書>
- 特に定めない。
- <オフィスアワー>
- 水曜3時限15-010情報科学研究教育センター準備室
それ以外の時間はメール(ct10519@ns.kogakuin.ac.jp)で確認を取ってください.
- <学生へのメッセージ>
- コンピュータリテラシーは現代人にとって必須です。情報処理の基礎を学び,情報化社会に対応できる知識、技能、マナーを身に付けて下さい.この授業で学ぶ情報処理の基礎は,今後の他の科目を学ぶ上でも重要です。特に卒論着手時にコンピュータを実践的に使えるように、しっかり基礎を学んでおいてください.
- <参考ホームページアドレス>
- 学内からの参照のみ http://intra.ns.kogakuin.ac.jp/~wwgt017
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