2011年度工学院大学 建築学部

地区まちづくり論(K)[2418]

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2単位
遠藤 新 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
この講義では、地区のスケールにおいて、空間の質・生活の質・都市の魅力といった側面から、まちづくりの考え方や技法に関する現時点での到達点を整理し、人々が暮らす都市をどのように創り、維持していけばよいのかを考えることを狙いとする。

<授業計画及び準備学習>
第01回 ガイダンス(講義の着眼点とポイント)
・目的と対象、地区まちづくりと都市計画/建築設計
・総論、空間の質、生活の質、都市の魅力
第02回 都市と地区
・都市とは何か、現代都市の特徴、都市の構成要素
・空間としての都市、都市のイメージ、等
第03回 都市のデザインと地区まちづくり(1)
・都市をデザインする、都市形態のデザイン、地区のまとまり
第04回 都市のデザインと地区まちづくり(2)
・広場/街路/路地/地区の自然環境のデザイン
第05回 都市のデザインと地区まちづくり(3)
・都市における光環境のデザイン/色彩のデザイン
第06回 歴史的環境の保全と地区まちづくり
・保存と活用のデザイン/歴史的環境保全/地区の町並みまちづくり
第07回 都市風景の保全と地区まちづくり
・景観問題/都市景観の規制と誘導の仕組み/地区の景観まちづくり
第08回 小テスト+解説(前半解説)
第09回 コミュニティと地区まちづくり
・コミュニティのまちづくり/コミュニティビジネス/様々なテーマ
第10回 地区まちづくりの技法
・まちづくりへの参加/地区まちづくりと社会実験
第11回 中心市街地まちづくり
・地方都市の中心市街地問題/歩いて暮らせる街/コンパクトシティ
第12回 公共空間の再生
・都心観光/ウォーターフロント再生/都市構造再編/地区の個性化
第13回 まとめ1:地区まちづくりの主体
・組織体制/地区まちづくりという仕事/求められる役割と職能
第14回 まとめ2:地区まちづくりの現代的課題と展望
第15回 期末試験

<成績評価方法及び水準>
授業中に小テスト、試験期間中に試験を行う。
両者の合計が60点以上を合格とする。

<教科書>
授業時間中に必要な資料を配布する。

<参考書>
授業時間中に推奨する図書などを提示する。

<オフィスアワー>
原則として火曜日の5限(新宿)ですが、その他時間の面談を希望する学生は遠藤までメール等で連絡ください。arata@cc.kogakuin.ac.jp

 

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