2011年度工学院大学 第1部建築都市デザイン学科

構造デザイン(Structural Design)[3E15]

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2単位
小野里 憲一 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 建築物の構造(骨組み)にはさまざまな種類があり、それぞれに優れた特徴があります。建物を設計するためには構造の理解がなくては、どんな(意匠・構造・設備・積算等)設計もできません。実際にあるさまざまな構造を紹介しながら、建物の構造の理解を深めることを目的としています。授業は講義だけでなく、簡単な力学の演習も行います。

<授業計画及び準備学習>
1. ガイダンス
2. 建物を支える骨組み1
3. 建物を支える骨組み2
4. 構造の力学1
5. 構造の力学2
6. 構造の形
7.課題1
8. 力の流れ
9. 強さと尺度
10. 構造図面を読む
11. 変形を求める
12.課題2
13. 構造の設計1
14. 構造の設計2
15. 到達度の確認

<成績評価方法及び水準>
課題の評価を50点,期末試験の評価を50点とし,総合評価が60以上を合格とします。

<教科書>
必要に応じて講義資料を「キューポート」でダウンロードできるようにします。

<参考書>
「空間 構造 物語 ストラクチュラル・デザインのゆくえ」:斉藤公男(彰国社)
「建築構造の計画」:寺本隆幸(森北出版株式会社)

<オフィスアワー>
新宿 2516室:随時対応する。

<学生へのメッセージ>
 建物を設計するにあたって、その建物の構造材料と形式を決めなければ、現実には図面を書き上げることができません。そして設計自体が現実味がなく、単なる絵空事になってしまいます。きちんと構造を学んだ上で、楽しい発想をしてください。

<参考ホームページアドレス>
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwd1026/

 

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