2011年度工学院大学 第1部建築都市デザイン学科

建築計画III(Architectural Theory III)[3B14]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
赤木 徹也 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
本講義では、事務所ビル、公共図書館、病院を主に取り上げ、建築計画的視点から講義を行う。一般に、公共図書館、病院などは公共のために供する建築物とされるものであり、公共建築と呼ばれている。それに対して、事務所ビルは公共建築とは呼ばれていない。しかしながら、現在事務所ビルで働く就業者数が、全産業の半数にも及んでいることからその公共性や社会的役割は、今後、より重要なものになると考えられる。また、事務所ビルの計画は、公共図書館や病院などの専門性の高い建築物を計画する上でも、基本となる事柄が多く、十分に理解することが要求される。

<授業計画及び準備学習>
第1週  ガイダンス・事務所ビルの歴史
第2週  事務所ビルの種類
第3週  事務所ビルの全体構成と性能
第4週  事務所ビルの建築計画1(専用部)
第5週  事務所ビルの建築計画2(共用部)
第6週  事務所ビルの事例
第7週  公共図書館の機能
第8週  公共図書館の建築計画
第9週  公共図書館の事例
第10週  病院の機能
第11週  病院の建築計画
第12週  病院の事例
第13週  授業の総括(事務所ビル)
第14週  授業の総括(公共図書館・病院)
第15週  学習成果の確認(試験)

準備学習:授業毎に次週の授業内容の概要説明を行うので、その範囲を十分に予習しておくこと。

<成績評価方法及び水準>
定期試験と小レポート(3回)の合計点で最終成績の評価を行い、60点以上の者に単位を認める。

<教科書>
「建築計画・設計シリーズ37 新・事務所ビル」 藤江澄夫ほか(市ヶ谷出版)

<参考書>
「コンパクト建築設計資料集成」 日本建築学会編(丸善)
「現代建築学 建築計画2」 岡田光正ほか(鹿島出版会)
「新建築学体系31 病院の設計」 新建築学体系編集委員会編(彰国社)

<オフィスアワー>
水曜日 12:00〜13:00(新宿校舎26階赤木研究室)

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2011 Kogakuin University. All Rights Reserved.