2011年度工学院大学 第1部建築学科 環境建築コース
複素関数論(Elementary Complex Function)[2E16]
2単位 堂前 和宏 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 複素数と複素関数について、基本的な事柄を一通り解説します。
達成目標は以下の通りです。 (1) 基本的な複素関数の値を計算できる。 (2) 複素数関数の正則性を判定できる。 (3) 複素積分を計算できる。 (4) ローラン展開を作ることができる。 (5) 留数を計算できる。
- <授業計画及び準備学習>
- [1] 複素数と複素平面
[2] 複素数の極形式 [3] 複素関数(指数関数・三角関数) [4] 複素関数(対数関数・巾関数) [5] 複素微分と正則性 [6] 複素積分 [7] コーシーの積分定理 [8] コーシーの積分公式 [9] グルサの定理 [10] テイラー展開 [11] ローラン展開 [12] 特異点と留数 [13] 留数定理 [14] 留数を用いた定積分の計算 [15] 学習成果の確認
(準備学習について) 各回の授業に臨む前に、その前の回の授業で配布されたプリントの演習問題を解いておくこと。
- <成績評価方法及び水準>
- 毎回の授業で課す課題を70%、期間中に1回課すレポートを30%で評価し、60点以上の者を合格とします。
- <オフィスアワー>
- 土曜日の13時から14時(八王子校舎1号館313号室)
(他の時間・場所を希望する場合は、メール等で連絡して下さい。)
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