2011年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース

建築演習I(K)[6A05]

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2単位
杠  公右 非常勤講師

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
建築空間を3次元CADを用いて立体的に構築、検討する為の基本的な技法を学習する。
またレンダリング(3次元画像作成)による空間への色、質感、照明効果等の作成方法を学ぶ。

<授業計画及び準備学習>
1週 選択科目合同で行われる建築・環境情報処理演習のガイダンスにてクラス分け。
2-4週 下記1-4までのモデリングの基本操作を学ぶ。
5-6週 1-4で学んだ基本操作を元に練習課題を作成する。下記5
7-11週 各自課題のモデルデータ作成を行う。(下記5の方法を学ぶ)
平行して下記6-10の内容を学ぶ。
12週  課題提出。
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1.基本的な3次元空間の把握
2.基本的な3Dオブジェクトの作成
3.演算による3Dオブジェクトの加工
4.ドローイングからの3Dオブジェクトの生成。
5.詳細なモデリング方法
6.レンダリングツールによるカメラの扱い
7.ライティング表現
8.テクスチュアの作成、質感の設定
9.3Dシーンの構築画像計算
10.ペイントツールによるレタッチ、レイアウト

<成績評価方法及び水準>
授業を通じて作成した作品を講義最終日に提出。
提出された作品を90%、出席を10%として評価。

<オフィスアワー>
授業終了後30分

<学生へのメッセージ>

3DCG(3次元コンピュータグラフィックス)は、設計のデザイン検討から様々なシミュレーション、
最終的なプレゼンテーションにまで活用することのできるツールです。
それと同時に現在設計をする上で欠くことのできない表現技術の一つにもなっています。
習得は大変ですが、その価値はあります。

<備考>
授業で使うデータファイルを保存するのにある程度の容量を必要とします。
ネットワークディスクに空きがあまり無い場合は、外付HDDやUSBメモリーなどを予め用意しておいて下さい。

 

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