2011年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース

内外装材料施工(Materials and Construction for Finishing)[5D06]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
阿部 道彦 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 
内外装材料は我々が日々の生活の中で常に接したり見ているものである。この授業ではそのような建築物の内外装仕上げに用いられる材料を中心に,その基本的特性,選択方法と施工方法について,講義・実物展示、ビデオを通じて学習する。

<授業計画及び準備学習>
  1:内外装材料の概要(要求性能と内外装材料)
  2:石材の種類・特性と施工
  3:左官材料の種類・特性と施工
  4:石膏ボードの特性と施工
  5:粘土材料(1)組積材料と施工法
  6:粘土材料(2)粘土瓦と施工法
  7:粘土材料(3)タイルと施工法
  8:ガラスの種類と特性・選択
  9:床材料の種類・特性と施工
 10:防水材料の種類と施工
 11:防火材料の種類と選択
 12:高分子材料・接着剤
 13:塗料・仕上げ塗材・壁装材の種類と選択
 14:ボード・金属板の種類と選択
 15:内外装材料の学習成果の確認(レポート課題作成)

<成績評価方法及び水準>
 試験で60点以上を合格とする。出席が3分の2に満たない受講生には受験させない。出題範囲は、授業計画で示した材料の特性、代表的な施工方法とする。出題形式は、記述(図を含む)、○×訂正、穴埋めとする。レベルは建築士試験の1級と2級の中間程度とする。

<教科書>
 テキスト(生協で販売)+講義用プリント(必要に応じて授業時に配付)

<参考書>
 「建築材料用教材」日本建築学会編(丸善)
 「マテリアル・デザイン」(彰国社)(旧「内外装材チェックリスト」建築文化)

<オフィスアワー>
 授業前後各1時間(新宿校舎2574 内線2736)

<学生へのメッセージ>
建築は様々な材料から成り立っています。興味を持って普段から材料に接するようにするとともに、建築材料が、他産業や社会の動向とどのような関わりをもっているのかについて関心をもってほしい。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2011 Kogakuin University. All Rights Reserved.