2011年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース

地盤・基礎工学(Foundation Engineering)[4E29]

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2単位
河村 壮一 非常勤講師

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
人々の生活の場を支えている地盤、縁の下の力持ちとして建物を支えている基礎構造について、
それらの役割の重要性を認識し、各々の物理的・力学的な基本を学び、将来の展開の礎とする。
(1)土と地盤の成り立ちと力学的な性状を理解する
(2)直接基礎・杭基礎の力学的な性状を理解し設計法を習得する

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンス;地盤・基礎の役割、講義予定、成績評価法
  準備学習:授業計画および教科書を通覧しておくこと
2.土と地盤の基礎知識
  準備学習:教科書の関連部分に目を通しておくこと
3.土と地盤の力学性状
  準備学習:教科書の関連部分に目を通し、力学の基礎を復習しておくこと
4.地盤と基礎の地震時の揺れ
  準備学習:教科書の関連部分に目を通し、力学の基礎を復習しておくこと
5.砂地盤の液状化
  準備学習:教科書の関連部分に目を通し、力学の基礎を復習しておくこと
6.地盤を探る:地盤調査
  準備学習:教科書の関連部分に目を通しておくこと
7.地中応力と土圧
  準備学習:教科書の関連部分に目を通し、力学の基礎を復習しておくこと
8.基礎の計画と設計
  準備学習:教科書の関連部分に目を通しておくこと
9.直接基礎の支持力
  準備学習:教科書の関連部分に目を通し、力学の基礎を復習しておくこと
10.直接基礎の沈下量
  準備学習:教科書の関連部分に目を通し、力学の基礎を復習しておくこと
11.杭の種類と施工法
  準備学習:教科書の関連部分に目を通しておくこと
12.杭の鉛直支持力
  準備学習:教科書の関連部分に目を通し、力学の基礎を復習しておくこと
13.杭の耐震設計
  準備学習:教科書の関連部分に目を通し、力学の基礎を復習しておくこと
14.土工事・基礎工事における留意点
  準備学習:教科書の関連部分に目を通しておくこと
15.学習成果の確認(試験)
  準備学習:前回までの総復習を行うこと

<成績評価方法及び水準>
期末試験:70%、各回の復習試験:30%、合格水準:60点以上

<教科書>
「ザ・ソイル」藤井衛、若命善雄、真島正人著(建築技術)

<参考書>
「建築基礎構造」畑中宗憲、加倉井正昭著(東洋書店)
「図解テキスト基本建築学」上杉啓、真鍋恒博、洪忠憙、木村儀一、河村壮一、
             浦江真人、北村春幸、小林正人、田中友章、名取発著(彰国社)

<オフィスアワー>
  授業終了後30分程度、キャンパス12階講師室にて。
  メール連絡先: s-kawamura@r5.dion.ne.jp

<学生へのメッセージ>
「基礎なくして発展なし」。捉え方、考え方をしっかり身につけ、今後の飛躍の土台にしてもらいたい。

 

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