2011年度工学院大学 第1部建築系学科

建築設計II(Architectural Design II)[2373]

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2単位
谷口 宗彦 教授  
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赤木 徹也 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]
中山 繁信 非常勤講師
小林 將夫 非常勤講師
後藤 成身 非常勤講師
井上 康 非常勤講師
細谷 功 非常勤講師

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
より社会性のある設計課題を通して、建築空間のあり方を探る。特に人間生活上の様々な機能性も満足する設計,デザインのあり方を合せて学習する。また,文化財的な建築物のコピー等を通して、保存・活用や建築の古典についても学習する。

<授業計画及び準備学習>
■第1課題(夏休み課題):歴史的建築物の図面を出来る限り正しく筆写することによって、歴史的建築物の構造及び形式や細部の納まり、意匠を学ぶ。
■第2課題:身近な都市居住をテーマに取り上げ「都市型住宅」の設計。「都市居住」とは何か、「様々な世代の家族関係」の生活・空間的意義を考える課題である。
■第3課題:都市生活に密接な関係を持つ「認定こども園」を中心に、地域に密着した幼稚園の新しい公的施設・空間のあり方について学ぶ。

※別紙学科で発行する「2011年度・建築設計課題および案内」にスケジュールを含め、詳しく提示されるので、必ず毎回携帯し授業に臨むこと。

<成績評価方法及び水準>
毎回授業では、一週間の成果提出が求められる。その提出内容・発表能力と出席状況を加味し、最終提出課題にて評価する。全て皆勤が条件である。理由もなく欠席すると、減点されるので注意すること。

<参考書>
2010年度 建築設計優秀作品集 第48号。
授業の際にも、参考資料を配付し説明する。各自にファイルを配布するので、毎回提出の成果、全ての配布資料・返却されたスケッチをファイルする。各自の提案内容に即した参考資料収集能力が求められる。

<オフィスアワー>
授業のある日 9:00-17:00 八王子校舎3号館 設計準備室。随時電話・メールなどで何時でも対応する。
大塚先生も設計準備室にて、質疑に対する対応は可能。

<学生へのメッセージ>
自らより積極的に情報収集すること。参考事例の研究とコンセプト構築のために、多くのスケッチが要求されるので大いに頑張って力を付けて欲しい。最も設計能力の付く学習段階であり、設計の楽しさ、苦しさも思い知ることになる。
特に優れた建築作品と言われたものを数見ることを薦める。感動する建築空間事例の研究など、各自の資料・情報収集能力も大切な設計能力に相当する。多くの実例写真、建築関連図書にふれることを習慣としたい。

 

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