2011年度工学院大学 第1部情報通信工学科

セキュアシステム(Secure System)[5A14]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
小野  諭 教授  
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最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
企業や組織の業務を支えるビジネス情報システムのセキュリティ管理と、
それを支える技術的基盤について入門的な知識を得ることを目的とする。

<授業計画及び準備学習>

1. ガイダンスと序論
 ビジネス情報システムとは
 システムの信頼性とセキュリティ
 事例検討(事故、法令)

2. 情報セキュリティの定義と必要性
 情報セキュリティとは
 組織における情報の価値とリスク
 事例検討
 情報セキュリティマネジメントの流れ

3. セキュリティアーキテクチャ
 基本的考え方と重要性
 技術標準
 構築ガイド
 情報セキュリティ対策基準マトリックス

4. 情報セキュリティの国際標準制定の概要と日本の役割

5. セキュリティを支える要素技術
 ID管理・識別・認証
 アクセス制御
 暗号と電子署名
 ネットワークセキュリティ

6. システム攻撃と対策
 アプリケーションセキュリティ
 事例検討:Web サービス
 事例検討 中間者攻撃

<成績評価方法及び水準>
定期試験期間に試験を実施する。配布プリント、自筆ノート持ち込み可。
講義内容を理解し、簡単な課題に応用できるレベル。

<教科書>
資料を kuport にて電子配布する。
必要に応じて、印刷プリントを配布する。

<参考書>
講義の中で、適宜、参考となる資料を紹介する。

<オフィスアワー>
毎週金曜日2現
A1577 または、 B0530

<学生へのメッセージ>
本講義は、前期に行われる以下の講義とは内容が若干異なります。ご注意ください。
1C12・1C14 セキュアシステム

 

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