2011年度工学院大学 第1部電気システム工学科

照明・表示システム(Illuminating and Display Engineering)[2B84]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
寺崎 信夫 非常勤講師

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
さまざま分野で利用されている光応用技術を代表的な照明、表示、デバイス分野において、種類、特徴、利用技術に関して学ぶ。最新の事例を学びながら、基礎的な技術の習得と、本分野へ興味を持つ機会としたい。

<授業計画及び準備学習>
1.オリエンテーション
 1-1 自己紹介、講座の狙い、『照明・表示・光応用分野の発展と技術者への期待』を説明
2.照明・表示システム・光応用(Illuminating、Display Engineering and Applied Optics)
 2-1 光技術の基礎
 2-2 色とその表示・測光・測色
 2-3 光源・照明器具と照明制御システム
 2-4 照明計算と設計
 2-5 照明設計の実際
 2-6 屋内照明、インテリアデザインの基本
 2-7 屋外照明
 2-8 節電、省エネの実現方法とシステム設計
 2-9 光応用技術と利用分野及び役割(機能部材分野)
 2-10光応用技術と利用分野及び役割(情報通信分野)
 2-11表示装置(単体)の種類と特徴及びその用途(1)
 2-12表示装置(単体)の種類と特徴及びその用途(2)
 2-13表示システムの特徴とその設置効果

<成績評価方法及び水準>
定期試験と授業中に行う、理解度確認回答と合わせて評価する。定期試験分(70%)理解度確認回答(30%)の割合で合算した結果において、60点以上を合格とする。

<教科書>
『光技術と照明設計 基礎からインテリアデザインまで』
池田紘一/編著 小原章男/編著
電気学会
その他、必要に応じてプリントとパワーポイントにて補足予定。

<参考書>
『よくわかる最新ディスプレイ技術の基本と仕組』
西久保 靖彦 (著)
出版社: 秀和システム (2009/09)
『光エレクトロニクス』
大越孝敬 東大名誉教授 工博 著
電子情報通信学会 編

<オフィスアワー>
面談を希望する場合は、事前にメール(Terazaki.Nobuo@df.MitsubishiElectric.co.jp)等で時間と場所の予約を取ってもらえれば、喜んで対応する。又、メールでのQ & Aにも対応したい。

<学生へのメッセージ>
照明工学、表示システム、及び光応用分野は、先端技術でありながら、医療、エネルギー、環境、産業、情報通信、エンタテーメントなど社会や生活に密接して発展して来ているが、これからの日本を支える基幹技術としても、さらなる成長が期待されている。最新の事例を学びながら、必要な基礎技術も理解することで、本分野に対する興味を持つ機会にしてもらえれば幸いである。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2011 Kogakuin University. All Rights Reserved.