2011年度工学院大学 第1部電気システム工学科

電力エネルギー発生(Electrical Power Generations)[5D03]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
荒井 純一 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
水力,火力,原子力発電および新しい発電の発電原理・装置・運転など全体システムについて理解し,電力エネルギーの発生に関する基礎および実用面での知識を身につけることを目標とする.

<授業計画及び準備学習>
 1.電力エネルギー発生の概要
           発電に利用されるエネルギーと発電技術の発達
 2.水力発電(1) 発電方式,水力学,水車の比速度
 3.水力発電(2) 取水,放水設備および水車の種類
 4.水力発電(3) 水力発電機と電気設備
 5.水力発電(4) 揚水発電システム
 6.火力発電(1) 火力発電所の仕組みと熱力学
 7.火力発電(2) ボイラーおよび付属設備
 8.火力発電(3) タービン発電機と電気設備
 9.火力発電(4) コンバインドサイクル発電
10.原子力発電(1) 原子力発電の仕組みと核反応
11.原子力発電(2) 原子力発電所の構成と材料
12.原子力発電(3) 炉形式と原子燃料サイクル
13.新しい発電(1) 太陽光発電,風力発電
14.新しい発電(2) 地熱発電,石炭ガス化発電
15.学習成果の確認
  準備学習:毎回教科書を読んで予習してくること

<成績評価方法及び水準>
原則として定期試験で評価する.60点以上の者に単位を認める.ただし3回以上欠席した学生は履修放棄と見なし成績評価を行わない。

<教科書>
電気学会 改訂版「発電・変電」 青カバー ISBN4-88686-223-3

<オフィスアワー>
木曜日の13-14時.事前に連絡をいただきたい.

<学生へのメッセージ>
発電がどのように行われているか理論から実用面まで広範囲に学べて今後の電気エネルギーを検討する際の基盤になる知識を獲得できる.

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2011 Kogakuin University. All Rights Reserved.