2011年度工学院大学 第1部電気システム工学科

線形代数学I(Linear Algebra I)[3421]

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2単位
大枝 和浩 非常勤講師

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
線形代数学Iでは、行列の基本的性質、連立一次方程式、行列式の理論についての講義を行い、これらに関する計算方法の習得が目標となります。但し、定理や公式は単に暗記するのではなく、きちんと理解することが重要になります。

<授業計画及び準備学習>
1.行列の定義と演算
2.転置行列、対称行列、交代行列
3.正則行列、逆行列
4.連立一次方程式に関する導入と基本行列
5.行列の基本変形と階段行列
6.連立一次方程式の解法(解の存在条件、解の自由度)
7.連立一次方程式の解法(同次連立一次方程式の解)
8.逆行列の求め方
9.行列の階数と標準形
10.行列式の定義
11.行列式の基本的性質
12.転置及び積の行列式、行列式による正則性の判定
13.行列式の展開
14.行列式の図形的意味
準備学習:以上14回の予習では、教科書の該当部分を読んでおいて下さい。復習では、授業で提示した演習問題を解いて下さい。また、授業で扱わなかった教科書の問題も解いて下さい。
15.学習成果の確認(試験)
準備学習:1回目から14回目までの総復習をして下さい。

<成績評価方法及び水準>
100点満点の試験において60点以上を合格とします。但し、50点以上であればレポートの結果等を考慮して合格にする場合もあります。

<教科書>
教養の線形代数 五訂版 村上・佐藤・野澤・稲葉共著 培風館

<オフィスアワー>
授業の前後(八王子)

<学生へのメッセージ>
わからないことがあれば、積極的に質問して下さい。

 

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