2011年度工学院大学 第1部電気システム工学科
線形代数学II(Linear Algebra II)[3419]
2単位 大枝 和浩 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 線形代数学IIでは、線形写像、固有値・固有ベクトル、対角化等についての講義を行い、これらに関する計算方法の習得が目標となります。但し、定理や公式は単に暗記するのではなく、きちんと理解することが重要になります。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.ベクトルの一次結合、一次従属、一次独立
2.部分空間 3.ベクトル空間の基底と次元 4.線形写像 5.線形写像の表現行列 6.線形写像に関する演習 7.固有値と固有ベクトルの定義 8.固有値と固有ベクトルの性質 9.行列の対角化 10.対角化可能性 11.直交行列 12.実対称行列の直交行列による対角化 13.対角化に関する演習 14.2次形式 準備学習:以上14回の予習では、教科書の該当部分を読んでおいて下さい。復習では、授業で提示した演習問題を解いて下さい。また、授業で扱わなかった教科書の問題も解いて下さい。 15.学習成果の確認(試験) 準備学習:1回目から14回目までの総復習をして下さい。
- <成績評価方法及び水準>
- 100点満点の試験において60点以上を合格とします。但し、50点以上であればレポートの結果等を考慮して合格にする場合もあります。
- <教科書>
- 教養の線形代数 五訂版 村上・佐藤・野澤・稲葉共著 培風館
- <オフィスアワー>
- 授業の前後(八王子)
- <学生へのメッセージ>
- わからないことがあれば、積極的に質問して下さい。
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2011 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|