計算機言語演習ＩＩ（Information Processing Practice II）[4B78]

＜授業のねらい及び具体的な達成目標＞

プログラミング論IIとプログラミング論演習IIは一体の科目である。プログラミング論演習IIはプログラミング論IIで習った情報システムの設計から構築までに必要なソフトウェア要素技術をコンピュータで実践する。したがって、授業計画はプログラミング論IIと同じで、前半は情報システムによく利用されているデーターベース、後半はシステムを設計して構築する際に必要なモジュール化とデータ構造ならびにファイルとそのアクセスとなっている。

＜授業計画及び準備学習＞

本講義はプログラミング論１とプログラミング演習１の両方を修得していることが前提となっています。また、プログラミング論２とプログラミング演習２を併せて受講することが強く望まれます。
準備学習：プログラミング論１、プログラミング演習１の内容を充分に復習しておくこと

第１週　データーベース１（テーブル作成とリレーションシップ）
第２週　データーベース２（データ検索とクエリによるデータの抽出）
第３週　データーベース３（データ検索とクエリによるデータの抽出）
第４週　データーベース４（グラフと請求書の作成）
第５週　データーベース５（関数の使い方）
第６週　バイナリサーチ。シェル・ソート。
第７週　原始的な電卓。
第８週　逆ポーランド電卓。
第９週　自動と静的変数とスコープ。ヘッダファイル。ブロック構造。分割コンパイル。
第１０週　記憶の確保と解放。
第１１週　可変長文字列のクイックソート。
第１２週　関数へのポインタにより数値と文字列のソートを選択する。
第１３週　プログラム中のキーワードを構造体を用いたバイナリサーチで数える。
第１４週　自己参照的構造体を用いた２分木構造による単語出現回数。
第１５週　学習内容確認（試験）

＜成績評価方法及び水準＞

レポートと後期試験で評価する。

＜教科書＞

プログラム配布資料

＜オフィスアワー＞

火曜日の午後：八王子校舎５号館５０３号室

＜学生へのメッセージ＞

プログラム論演習Iに比べると格段に難しくなりますが決して諦めないでください。

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。 Copyright(c)2011 Kogakuin University. All Rights Reserved.