2011年度工学院大学 第1部 *電子工学科

音響工学(Acoustic Engineering)[4B21]

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2単位
中島 弘史 准教授  
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最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
この講義は音響工学の基礎となる音の物理に関する基本事項を学習することがねらいです。具体的には,単振動,共鳴,波の伝播,弦や管における波,空間を伝わる波について理解することが目標です.

<授業計画及び準備学習>
1.単振動の自由振動と固有振動数
2.共鳴現象
3.連成振動とうなり
4.共鳴器と気体の法則
5.波の伝搬と波の速さ
6.弦の振動と弦を伝わる波
7.弦の固有振動
8.管を伝わる波
9.音響管内を伝わる音の波源と音の放射
10.平面波の入射・反射・屈折・干渉
11.点音源と球面波
12.波の回折と散乱
13.室内を伝わる音の固有振動数
14.室内の音の響き
15.学習成果の確認(レポート課題作成)

<成績評価方法及び水準>
講義の予習と復習を目的とする毎時間に課せられるレポート課題に関する評価 50 %
講義期間中に受講者が各自で学習した内容をまとめる最終レポート課題に関する評価 50 %
総合評価60点以上を合格とする。

<教科書>
東山三樹夫著 音の物理 コロナ社 2010年

<オフィスアワー>
木曜日 14:30-15:00,メールでの質問も受け付けます.

 

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