2011年度工学院大学 第1部 *電気工学科

線形代数学II(Linear Algebra II)[3419]

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2単位
大枝 和浩 非常勤講師

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
線形代数学IIでは、線形写像、固有値・固有ベクトル、対角化等についての講義を行い、これらに関する計算方法の習得が目標となります。但し、定理や公式は単に暗記するのではなく、きちんと理解することが重要になります。

<授業計画及び準備学習>
1.ベクトルの一次結合、一次従属、一次独立
2.部分空間
3.ベクトル空間の基底と次元
4.線形写像
5.線形写像の表現行列
6.線形写像に関する演習
7.固有値と固有ベクトルの定義
8.固有値と固有ベクトルの性質
9.行列の対角化
10.対角化可能性
11.直交行列
12.実対称行列の直交行列による対角化
13.対角化に関する演習
14.2次形式
準備学習:以上14回の予習では、教科書の該当部分を読んでおいて下さい。復習では、授業で提示した演習問題を解いて下さい。また、授業で扱わなかった教科書の問題も解いて下さい。
15.学習成果の確認(試験)
準備学習:1回目から14回目までの総復習をして下さい。

<成績評価方法及び水準>
100点満点の試験において60点以上を合格とします。但し、50点以上であればレポートの結果等を考慮して合格にする場合もあります。

<教科書>
教養の線形代数 五訂版 村上・佐藤・野澤・稲葉共著 培風館

<オフィスアワー>
授業の前後(八王子)

<学生へのメッセージ>
わからないことがあれば、積極的に質問して下さい。

 

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