2011年度工学院大学 第1部応用化学科
食品化学(Food Chemistry)[4B15]
2単位 山田 昌治 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 前期に学んだ栄養化学を出発点として、食品の機能、食品製造の原理、および食品の品質管理について、基礎的に学びます。
- <授業計画及び準備学習>
- (1)食品化学概論
教科書第1,2,3章を予習しておくこと (2)水,タンパク質 教科書第4,5章を予習しておくこと (3)糖質,脂質 教科書第6,7章を予習しておくこと (4)ビタミン類,ミネラル 教科書第8,9章を予習しておくこと (5)食品の色,食品の香気 教科書第10章の該当箇所を予習しておくこと (6)食品の味(含味の素,人工甘味料) 教科書第10章の該当箇所を予習しておくこと (7)小麦・小麦粉 小麦粉から作られる食品を5つ以上挙げておくこと (8)パン類,麺類 パンの作り方を調べておくこと (9)発酵技術(ビール,日本酒,ワイン,納豆) (10)食品の劣化とその防止技術 教科書第12,13,14章を予習しておくこと (11)有害成分,微生物と水分活性 教科書第16章を予習しておくこと (12)食品の安全について 新聞やテレビなどで報道されている食品に関する事件・事故について調べておくこと (13)生活習慣病と食品の機能性 教科書第17,18章を予習しておくこと (14)総まとめ (15)試験
- <成績評価方法及び水準>
- 定期試験(配分60%)と出席点(配分40%)で最終成績を評価、60点以上のものに単位を認める。
- <教科書>
- 久保田紀久枝、森光康次郎編「食品学―食品成分と機能性―第2版」(東京化学同人)
- <オフィスアワー>
- 事前にメールでお知らせください。
山田昌治:yamadama@cc.kogakuin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- 食品化学技術は、光(美味しいものを作りだす)と影(安全性を損なうと人に害を及ぼす)の二面性を持っています。しっかりとした化学的知識を身につけてください。
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