2011年度工学院大学 第1部応用化学科

食品化学(Food Chemistry)[4B15]

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2単位
山田 昌治 教授  
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最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
前期に学んだ栄養化学を出発点として、食品の機能、食品製造の原理、および食品の品質管理について、基礎的に学びます。

<授業計画及び準備学習>
(1)食品化学概論
    教科書第1,2,3章を予習しておくこと
(2)水,タンパク質
    教科書第4,5章を予習しておくこと
(3)糖質,脂質
    教科書第6,7章を予習しておくこと
(4)ビタミン類,ミネラル
    教科書第8,9章を予習しておくこと
(5)食品の色,食品の香気
    教科書第10章の該当箇所を予習しておくこと
(6)食品の味(含味の素,人工甘味料)
    教科書第10章の該当箇所を予習しておくこと 
(7)小麦・小麦粉
    小麦粉から作られる食品を5つ以上挙げておくこと
(8)パン類,麺類
    パンの作り方を調べておくこと
(9)発酵技術(ビール,日本酒,ワイン,納豆)
(10)食品の劣化とその防止技術
    教科書第12,13,14章を予習しておくこと
(11)有害成分,微生物と水分活性
    教科書第16章を予習しておくこと
(12)食品の安全について
    新聞やテレビなどで報道されている食品に関する事件・事故について調べておくこと
(13)生活習慣病と食品の機能性
    教科書第17,18章を予習しておくこと
(14)総まとめ
(15)試験

<成績評価方法及び水準>
定期試験(配分60%)と出席点(配分40%)で最終成績を評価、60点以上のものに単位を認める。

<教科書>
久保田紀久枝、森光康次郎編「食品学―食品成分と機能性―第2版」(東京化学同人)

<オフィスアワー>
事前にメールでお知らせください。
山田昌治:yamadama@cc.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
食品化学技術は、光(美味しいものを作りだす)と影(安全性を損なうと人に害を及ぼす)の二面性を持っています。しっかりとした化学的知識を身につけてください。

 

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