2011年度工学院大学 第1部応用化学科
数学演習II(Exercises in Mathematics II)[4309]
1単位 加藤 誠 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 1変数関数の積分とTaylor展開についての演習を中心に,
多変数関数の微分の基本的事項についても触れます. できるだけ多くの問題を考えながら解くことで 数学IIの理解をより深めることを目標とします.
- <授業計画及び準備学習>
- [事前準備]
・前期数Iの復習および高校数II,数IIIで学んだ積分の復習
[講義内容] 1. 定積分,不定積分と原始関数 2. 基本的な不定積分の計算 3. 部分積分法,置換積分法 4. 逆三角関数の積分 5. 有理関数の積分 6. 定積分の応用 7. -- 中間試験 -- 8. 高次導関数 9. テイラー展開(1) 〜接線から近似式へ〜 10. テイラー展開(2) 〜近似から展開へ〜 11. テイラー展開(3) 〜近似値と誤差の評価〜 12. 多変数関数とその特徴 13. 偏微分の考え方,偏導関数とその計算 14. 全微分と接平面,高次偏導関数 15. -- 学期末試験 -- (進度によっては多少変更することもあります)
[授業毎の準備学習] ・直前の数学IIの講義内容および本演習の前回分の復習 ・課題や問題の積み残しがある場合は必ず解いておくこと
- <成績評価方法及び水準>
- (1)演習時間内の取り組みおよびレポート (2)中間試験 (3)学期末試験
それぞれの評点をおよそ1:1:2の比率で加算し,60点以上を合格とします.
- <オフィスアワー>
- 木曜日の昼休みおよび3時限終了後
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