2011年度工学院大学 第1部応用化学科

化学応用学概論(Introduction to Applied Chemistry and Chemical Engineering)[4210]

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2単位
五十嵐 哲 教授  
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今村 保忠 教授  
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山田 昌治 教授  
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稲葉 敦 教授  
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木村 雄二 教授  
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最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
1年後期から始まる専門必修科目は相互に関わり合い,その知識が専門科目の理解へとつながる.さらに,最終的には我々が生活している環境のなかで日常的に使用しているもの(物質)を理解することが,新しい材料の開発の糧になる.また,物質・材料の安全性・信頼性や環境への影響を理解することも重要である.このような流れを,次のような例を引いて説明し,皆さんのこれからの勉学のきっかけとしたい.

<授業計画及び準備学習>
工学としての化学:物質化学を中心に(五十嵐 哲)
1.ものをつくる化学の面白さ
2.触媒の不思議
3.燃料電池と水素製造に関する最近の話題

食品を化学の目で見る(山田 昌治)
4.小麦粉から食品をつくろう −小麦粉の化学−
5.食品のおいしさとは −味とにおいの化学−
6.食品はどのように体の栄養になるのか −栄養の化学−

生物化学を中心に(今村 保忠)
7.生命の化学:生命理解の共通言語としての化学
8.エネルギーをつくる
9.体をつくる:細胞と組織

材料の安全性・信頼性を中心に(木村 雄二)
10.材料の安全性・信頼性とは
11.生活を支える材料の安全性
12.環境・エネルギー機器に使用される材料の信頼性

物質の環境への影響を考える(稲葉 敦)
13.ライフサイクルアセスメントの方法と考え方
14.持続可能な消費と生産

<成績評価方法及び水準>
毎回のレポート提出による.ただし3回以上欠席した学生は履修放棄とみなし成績評価を行なわない.

<教科書>
一部,プリントを配布.

<オフィスアワー>
随時.12号館:触媒工学研究室(五十嵐),17号館:食品化学工学研究室(山田),細胞工学研究室(今村),12号館:材料安全工学研究室(木村),新宿19階:環境マネジメント工学研究室(稲葉)
事前にe-mailまたは電話で予約することが望ましい.

<学生へのメッセージ>
講義を受け,楽しむこと.講義を聴いて疑問をもち,調べたり,質問したりできればもっとよい.

 

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