2011年度工学院大学 第1部応用化学科

Basic Reading Skills I[3203]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

1単位
佐々木 悠介 非常勤講師

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
この授業では、基礎的な英文読解力の向上を目指す。
具体的には、以下のようなトレーニングを同時に行っていく。まず、辞書を使わずに英文を通読して話題や概略をつかむ(速読)ための、skimmingやscanningといった能力を身につけること。そして、さらに英文を正確に理解する(精読)ために、辞書を駆使しながらセンテンスの文法的な構造や語の意味を把握し、訳読すること。加えて、音読の練習によって、英語のリズムに慣れること。
これらのトレーニングを通して、最終的には他の英語科目での訓練と併せて、総合的な英語力を身につけたい。

<授業計画及び準備学習>
基本的に、以下の2パターンの授業を隔週で繰り返しながら進めていく。
偶数回目の授業:教科書本文(1Unit分)の音読・精読と、教科書の設問の確認。その場でこちらから指名するので、予習した内容をもとに答えてもらう。
奇数回目の授業:前回の授業で扱った内容の確認問題(プリント)を解き、復習の確認、語彙の定着をはかる。その上で、速読のトレーニングとして、関連する映像や文章、あるいは次のUnitの本文の速読等を行う。
したがって、偶数回目の授業の準備としては教科書本文の音読練習、訳読と、設問を解いてくることが求められ、奇数回目の授業の準備としては授業で精読した教科書本文の復習と、単語の習得等が求められる。

第1回:ガイダンス(授業の進め方の説明、参考書の紹介)、Unit 1の速読
 準備学習:これまでに行ってきた英語の勉強法について、答えられるようにしてくる。
第2回:Unit 1の精読
 準備学習:教科書Unit 1の本文の音読練習をし、辞書を使いながら訳読し、設問の答えを用意する。
第3回:Unit 1の確認と、Unit 2の速読
 準備学習:前回の授業で扱った内容について復習し、新出単語等を憶えてくる。
第4回:Unit 2の精読
 準備学習:教科書Unit 2の本文の音読練習をし、辞書を使いながら訳読し、設問の答えを用意する。
第5回:Unit 2の確認と、Unit 3の速読
 準備学習:前回の授業で扱った内容について復習し、新出単語等を憶えてくる。
第6回:Unit 3の精読
 準備学習:教科書Unit 3の本文の音読練習をし、辞書を使いながら訳読し、設問の答えを用意する。
第7回:Unit 3の確認と、Unit 4の速読
 準備学習:前回の授業で扱った内容について復習し、新出単語等を憶えてくる。
第8回:Unit 4の精読
 準備学習:教科書Unit 4の本文の音読練習をし、辞書を使いながら訳読し、設問の答えを用意する。
第9回:Unit 4の確認と、Unit 5の速読
 準備学習:前回の授業で扱った内容について復習し、新出単語等を憶えてくる。
第10回:Unit 5の精読
 準備学習:教科書Unit 5の本文の音読練習をし、辞書を使いながら訳読し、設問の答えを用意する。
第11回:Unit 5の確認と、Unit 6の速読
 準備学習:前回の授業で扱った内容について復習し、新出単語等を憶えてくる。
第12回:Unit 6の精読
 準備学習:教科書Unit 6の本文の音読練習をし、辞書を使いながら訳読し、設問の答えを用意する。
第13回:Unit 6の確認と、Unit 7の速読
 準備学習:前回の授業で扱った内容について復習し、新出単語等を憶えてくる。
第14回:Unit 7の精読
 準備学習:教科書Unit 7の本文の音読練習をし、辞書を使いながら訳読し、設問の答えを用意する。
第15回:学期末テスト
 準備学習:一学期間の授業で扱った内容について復習してくる。

<成績評価方法及び水準>
最終成績の配点は、期末試験の得点を80パーセント、通常授業での発表および確認問題の出来で20パーセントとする。
ただし、各学期それぞれ4分の1以上の欠席者は、特別の事情が無い限り、期末試験資格を失うものとする。

<教科書>
Mark Jewel「Passport to Britain 行ってみたくなるイギリス DVD付」朝日出版社
ISBN: 978-4-255-15477-0
定価:2,520円

<参考書>
毎回の授業に必ず英和辞典を持参してください。電子辞書も推奨します。ただし、中辞典サイズ以上のもの(例:『ジーニアス英和辞典 G4』大修館)。
文法関連の参考書については、授業で随時紹介します。

<オフィスアワー>
勉強方法の相談は授業終了後に応じます。前もってアポイントメントを取ってください(メールアドレスは初回授業で提示します)。
なお、授業内容に関連する質問等は、授業中に応じます。

<学生へのメッセージ>
初回の授業までに教科書は入手してください。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2011 Kogakuin University. All Rights Reserved.