2011年度工学院大学 第1部機械システム工学科

応用プログラミング演習(Applied Exercise in Programming)[3E10]

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1単位
中茎 隆 講師  
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最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 企業等での開発設計環境の多くはUnix、Linuxベースであり、これらOSの基本的な操作方法、OS上で動作するシェルスクリプトの習得は、これからのエンジニアにとって必須のスキルといえる。本講義では、前半にUnix、Linux OSの基本的な操作方法について演習を交えて説明し、シェルスクリプト言語を体験してもらう。後半は手軽で便利なPerl言語について学ぶ。実際の開発設計ではC言語とPerl言語を相補的に組み合わせてプログラミングを行うことも多いため、具体的な例も数多く紹介したい。簡単な問題なら容易にPerlスクリプトが作成でき、プログラムを実行し、結果を出力できるようにするのが当面のゴールである。

<JABEE学習・教育目標>
「機械システム基礎工学プログラム」(C)

<JABEEキーワード>
「機械システム基礎工学プログラム」<情報処理、コンピュータリテラシー、計算機アーキテクチャ、プログラミング>

<授業計画及び準備学習>
1. Unix・Linuxの基礎(アカウントの登録を行う)
   準備学習:UNIX、Linuxとは何か調べておくこと。
2. Unix・Linuxの基本的な使い方
   準備学習:本学計算機サーバーへのログイン、ログアウト方法を確認しておくこと。
3. テキストエディタviの使い方
   準備学習:タイピングの練習をしておくこと。特にキーボード上のキーの配置に自信がない学生は確認しておくこと。
4. シェルの概念と操作
   準備学習:viエディタの使い方を復習しておくこと。
5. シェルスクリプト入門(シェルスクリプトの概念、種類、使い方)
   準備学習:事前に資料を配布するので、よく読んで理解しておくこと。
6. シェルスクリプト入門(簡単なプログラミング)
   準備学習:事前に資料を配布するので、よく読んで理解しておくこと。
7. Perlの概要
   準備学習:Perl言語が世の中でどのように使われているか調べておくこと。
8. 数と文字列
   準備学習:事前に資料を配布するので、よく読んで理解しておくこと。
9. 条件判断
   準備学習:事前に資料を配布するので、よく読んで理解しておくこと。
10. 配列とリスト
   準備学習:事前に資料を配布するので、よく読んで理解しておくこと。
11. ハッシュ
   準備学習:事前に資料を配布するので、よく読んで理解しておくこと。
12. 繰り返し
   準備学習:事前に資料を配布するので、よく読んで理解しておくこと。
13. 正規表現
   準備学習:事前に資料を配布するので、よく読んで理解しておくこと。
14. ファイル操作
   準備学習:事前に資料を配布するので、よく読んで理解しておくこと。
15. 学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
課題レポート(30点)、定期試験(100点×0.7=70点)の結果の合計で60点以上を合格とする。

<教科書>
毎回資料を配布する。

<参考書>
ブルース・ブリン著(山下哲典訳) 「入門UNIXシェルプログラミング」 ソフトバンクパブリッシング株式会社
結城浩著 「新版Perl言語プログラミングレッスン[入門編]」 ソフトバンクパブリッシング株式会社

<オフィスアワー>
授業時間のあと対応する。その他の時間であればメールで受け付ける。返事をメールでするか本人に直接するかは適当に判断して対応する。メールアドレスはat13255@ns.kogakuin.ac.jpである。

<学生へのメッセージ>
UNIXを理解すればLinuxも容易に理解できるのでUNIX関連の知識を身につけてほしい。また、Perlは使い道が豊富なのでぜひ使えるようになってほしい。

 

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