2011年度工学院大学 第1部機械システム工学科

世界の社会思想(Social Ideas in the Western World)[1310]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
木下 ちがや 非常勤講師

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
〈20世紀の歴史と思想〉いわゆる「社会思想」と呼ばれるものは、抽象的で、難解で、とっつきにくいという印象があります。この授業では、人類史上もっとも「豊かな社会」が到来し、他方で人類史上もっとも大量殺戮がおこなわれた、20世紀の時代をふりかえりながら、そこでいかに思想が育まれ、社会との関わり、対決のなかからそれが意味をもっていったかを考えていきます。

<授業計画及び準備学習>

*数回の授業で、20世紀史に関するドキュメンタリーを鑑賞します。

以下がテーマになります

・総力戦争の時代
・世界革命
・大恐慌と自由主義の崩壊
・ファシズムと反ファシズム
・冷戦
・第三世界革命
・「豊かな社会」
・社会主義のおわりと、自由主義の新たな回帰

(復習)
毎回レジュメを作成するので、その内容を踏まえて、期末のレポートに臨んでください。

<成績評価方法及び水準>
期末に提示するレポートの内容を採点基準とする。また、授業期間中に最低一度行なう小レポートか感想文の提出を出席要件とし、それを提出しない場合は成績評価を行なわない。

<教科書>
特に指定しないが、可能ならば以下の本を入手して読んでほしい。
エリック・ホブズボーム「20世紀の歴史」(上)(下)三省堂

<参考書>
授業内で指示する。

<オフィスアワー>
授業終了後に教室で

<学生へのメッセージ>
社会思想を理解するには、とにかくおおまかにでも歴史的な事実を知ることが大事です。講義で興味をもったら、こういうものを読んだらいいというアドバイスをしますので、聞いてください。

 

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