2011年度工学院大学 第1部機械工学科 メカノデザインコース
△機械機能設計学(Applied Mechanical Design)[4C03]
2単位 山本 崇史 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 近年環境保護の観点から,機械構造物やシステムの設計において,高性能化と軽量化を両立させることが要求されており,最適設計法の必要性は今後ますます大きくなっていくと考えられます.
そこで,本講義では(1)最適設計の考え方とその手法を習得すること,(2)自動車のエンジンのマウントレイアウト・バネ定数の設計に適用し,実際の問題に応用できる能力を身につけることを目標としています.
- <授業計画及び準備学習>
- 1.ガイダンス
2.設計の概念について 3.線形最適化と線形計画法 4.シンプレックス法の概念と応用 5.非線形最適化の基本 6.直接探索法 7.勾配法 8.最適性基準法 9.遺伝的アルゴリズム法 10.実験計画法 11.応答局面法 12. 自動車エンジンマウントの基本 13. 自動車エンジンマウントの設計(1) 14.自動車エンジンマウントの設計(2) 15.期末試験
- <成績評価方法及び水準>
- 成績評価は定期試験70%およびレポート30%の比重で配点を行い,総合評点が60点以上を合格とします.
- <教科書>
- 機械設計工学〈2〉システムと設計
尾田 十八,米澤 政昭 編集 (培風館)
- <参考書>
- 教科書に記載されていない内容については授業中に印刷物を配布します.
- <オフィスアワー>
- 講義後の30分.上記以外の時間はメールで事前に連絡をもらえれば対応可能です.
- <学生へのメッセージ>
- レポートや演習を通じて種々の設計法を習得して下さい.
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