2011年度工学院大学 第1部機械工学科 メカノデザインコース

材料試験法(Testing Method of Materials)[2A01]

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2単位
石井 博之 非常勤講師

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
各製品に使用されている工業材料は、できる限り少ない材料(省資源、低コスト)で、所望の性能を発揮し、しかも安全が保障されるようにしようされなければならない。このための資料(データ)を得る方法が材料試験法である。材料試験法は評価技術の基礎学問であるため、正確な測定技術及び評価法を習得することが大切である。そのために演習等を取り入れる。以下具体的な目標を示す。
(1)各工業材料の試験方法の習得
(2)各工業材料の機械的性質の習得
(3)各工業材料の寿命予測の習得
(JABEE学習・教育目標)
「機械工学エネルギー・デザインプログラム」(D)◎(F)○(E)○

<授業計画及び準備学習>
 1 材料試験法のガイダンス、意義と特徴
 2 引張試験法、演習
 3 圧縮試験法、演習
 4 曲げ試験法、演習
 5 せん断試験法・摩耗試験法、演習
 6 衝撃試験法、演習
 7 硬さ試験法、演習
 8 ねじり試験法、演習
 9 クリープ試験法、演習
10 疲れ試験法、演習
11 その他の試験法、演習
12 高分子・有機材料(ゴム、木材等)の試験法
13 無機材料の試験法
14 データーの保存、丸め方等
15 学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
成績評価は期末試験結果(80%)を中心に、演習問題(20%)を加味し、総合点60点以上を合格とする。

<教科書>
材料試験法:須藤 一著(内田老鶴圃)

<参考書>
機械材料学:日本材料学(改訂2版)
材料試験法:中川元、盛中清和その他共著(養賢堂)

<オフィスアワー>
火曜日9:00〜11:00

<学生へのメッセージ>
毎回、演習をしますので、欠席しないように。
地球環境などを一緒に考えましょう。

 

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