2011年度工学院大学 第1部機械工学科
△中国語II(Chinese II)[1355]
2単位 趙 怡 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- この授業のねらいは、使用する教科書の著者が語る通りに、「1年生のころに入門・初級で習得した皆さんの中国語力を、ゲームやクイズを通して楽しく勉強しながらレベルアップさせる」ことです。しかし「楽しい=たのしい」というのは、決して「楽=らく」という意味ではありません。この教科書はむしろ最近稀に見る内容の濃いものであります。
授業ではまず中国語の基礎をゲーム感覚で復習、学び、そして固めます。そのうえ、中国の文化に関する知識や情報を得ながら閲読のトレーニングをし、さらにリスニング練習などを通して聴解力も鍛えます。こうして参加型の授業を通して中国語によるコミュニケーション能力を上達させる一方、多様な視聴教材も活用し、なるべく皆さんに「生」の中国語と中国世界に触れる機会を与えたいと考えています。
- <授業計画及び準備学習>
- 基本的に三週間一課のペースで授業を進めます。一回目は日常生活に役立つ語句や文を学習し、ゲーム感覚で練習もします。二回目は前回のテーマと関連する文章を読み、そして三回目はリスリングなどのドリルを完成させます(受講生の理解度により進度を変えることもあります)。
テキストのテーマは数字・時間・挨拶・買い物・動物植物・趣味スポーツ・動作ジェスチャー・道案内など、どれも日常生活に不可欠な言語表現ばかりですので、ぜひ一年間の学習を通して身につけていただきたい。。 なお、ほぼ三週間ごとに小テスト(ヒアリング中心)を行う予定です。
- <成績評価方法及び水準>
- 原則として2回の期末試験の平均点が60点以上で、かつ授業中での口頭発表や小テストなどを十分こなしている者に単位を認めます。ただし欠席回数が授業回数の三分の一を越えた学生は履修放棄とみなします。
- <教科書>
- 相原茂ほか『遊びながら学ぶ ハピネス中国語』(朝日出版社)
- <参考書>
- 相原茂・石田知子・戸沼市子著『Why? にこたえる はじめての中国語の文法書』(同学社)
相原茂編著『はじめての中国語学習辞典』(朝日出版社)
- <オフィスアワー>
- 月曜日・木曜日 12:30〜13:20 八王子キャンパス 一号館一階講師室。
- <学生へのメッセージ>
- 言葉は異文化を知る一つの窓口です。近くて遠い中国を、自らの目と耳で探究していきましょう。
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