2011年度工学院大学 第1部機械工学科

機械工学基礎演習II(Engineering Exercise of Fundamentals of Mechanical II)[3402]

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1単位
後藤 芳樹 教授  
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最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 機械工学における専門分野について理解するとともに,ものづくり体験を通じて,初年次におけるエンジニアリング・デザイン教育,つまり,グループ討論やプレゼンテーションを体験し,学生相互間のコミュニケーション力ならびにチームワーク力を養い,自然や社会への影響など,制約条件のもとでの課題を解決する能力を身につける。また,さまざまな職業,働くことの意義について学び,将来の自分の職業について考える。

(具体的な目標)
(1)機械工学の専門科目への導入。
(2)ものづくり等の体験を通じて,複数の解が存在すする課題について,制約された条
   件のもとで解決できる力を養う。
(3)グループ討論,プレゼンテーションやレポートの作成を通じて,コミュニケーショ 
   ン力ならびにチームワーク力を養う。
(4)地球環境などの自然や社会への影響について考える。
(5)将来の職業について考える。

(機械工学エネルギー・デザインプログラム学習・教育目標)
(A)多面的・総合的視点の獲得   ○
(C)コミュニケーション能力の習得 ○
(F)デザイン能力の習得      ◎

<授業計画及び準備学習>
1.2.[ガイダンス・機械工学の概要] シラバスの提示と成績評価
  機械工業,技術の歴史,機械工学の分野 各科目のつながり。

3.[専門的話題(1)] 担当教員の専門についての講義および演習 
4.[専門的話題(2)] 担当教員の専門についての講義および演習 
5.[専門的話題(3)] 担当教員の専門についての講義および演習 
6.[専門的話題(4)] 担当教員の専門についての講義および演習 

7.[もの作り体験(1)]  エンジニアリング・デザイン。課題解決型学習。グループ単位で実施。
8.[もの作り体験(2)]  エンジニアリング・デザイン
9.[もの作り体験(3)]  エンジニアリング・デザイン
10. [もの作り体験(4)]  グループごとにプレゼンテーションの準備。
              ものづくりにおける課題解決。
              課題解決の過程についてパワーポイントの作成。発表練習。
11. [もの作り体験(5)] もの作り体験のまとめ。
    プレゼンテーションを行い,発表について質疑・討論。レポート作成。

12. [日本語文章表現] もの作り体験のレポートを教材として,レポート作成技術を学ぶ。
    論理的な文章の作成。正しくわかりやすく伝えるための表現。 
13.[多面的・総合的視点] 環境問題,社会問題などをとりあげて討論。
   課題:討論の結果をレポートにまとめる。  
14.[キャリア教育] 職業とは。なぜ働くのか。 会社での仕事,工場での仕事。
   キャリアデザインについてのディスカション。

15.[まとめ・予備日] 授業についての感想。 授業アンケートの実施。

<成績評価方法及び水準>
演習40%,ものづくりプレゼンテーション40%,レポート20%で総合的に評価し,60点以上を合格とする。

<教科書>
なし。

<参考書>
なし。

<オフィスアワー>
授業の終了後をオフィスアワーとする。

<学生へのメッセージ>
ものづくりはグループで行うのでグループ内でのコミュニケーションが大切である。欠席しないように,最後までがんばること。

 

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