2011年度工学院大学 第1部機械工学科
○機械工学基礎演習II(Engineering Exercise of Fundamentals of Mechanical II)[3402]
1単位 後藤 芳樹 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 機械工学における専門分野について理解するとともに,ものづくり体験を通じて,初年次におけるエンジニアリング・デザイン教育,つまり,グループ討論やプレゼンテーションを体験し,学生相互間のコミュニケーション力ならびにチームワーク力を養い,自然や社会への影響など,制約条件のもとでの課題を解決する能力を身につける。また,さまざまな職業,働くことの意義について学び,将来の自分の職業について考える。
(具体的な目標) (1)機械工学の専門科目への導入。 (2)ものづくり等の体験を通じて,複数の解が存在すする課題について,制約された条 件のもとで解決できる力を養う。 (3)グループ討論,プレゼンテーションやレポートの作成を通じて,コミュニケーショ ン力ならびにチームワーク力を養う。 (4)地球環境などの自然や社会への影響について考える。 (5)将来の職業について考える。
(機械工学エネルギー・デザインプログラム学習・教育目標) (A)多面的・総合的視点の獲得 ○ (C)コミュニケーション能力の習得 ○ (F)デザイン能力の習得 ◎
- <授業計画及び準備学習>
- 1.2.[ガイダンス・機械工学の概要] シラバスの提示と成績評価
機械工業,技術の歴史,機械工学の分野 各科目のつながり。
3.[専門的話題(1)] 担当教員の専門についての講義および演習 4.[専門的話題(2)] 担当教員の専門についての講義および演習 5.[専門的話題(3)] 担当教員の専門についての講義および演習 6.[専門的話題(4)] 担当教員の専門についての講義および演習
7.[もの作り体験(1)] エンジニアリング・デザイン。課題解決型学習。グループ単位で実施。 8.[もの作り体験(2)] エンジニアリング・デザイン 9.[もの作り体験(3)] エンジニアリング・デザイン 10. [もの作り体験(4)] グループごとにプレゼンテーションの準備。 ものづくりにおける課題解決。 課題解決の過程についてパワーポイントの作成。発表練習。 11. [もの作り体験(5)] もの作り体験のまとめ。 プレゼンテーションを行い,発表について質疑・討論。レポート作成。
12. [日本語文章表現] もの作り体験のレポートを教材として,レポート作成技術を学ぶ。 論理的な文章の作成。正しくわかりやすく伝えるための表現。 13.[多面的・総合的視点] 環境問題,社会問題などをとりあげて討論。 課題:討論の結果をレポートにまとめる。 14.[キャリア教育] 職業とは。なぜ働くのか。 会社での仕事,工場での仕事。 キャリアデザインについてのディスカション。
15.[まとめ・予備日] 授業についての感想。 授業アンケートの実施。
- <成績評価方法及び水準>
- 演習40%,ものづくりプレゼンテーション40%,レポート20%で総合的に評価し,60点以上を合格とする。
- <教科書>
- なし。
- <参考書>
- なし。
- <オフィスアワー>
- 授業の終了後をオフィスアワーとする。
- <学生へのメッセージ>
- ものづくりはグループで行うのでグループ内でのコミュニケーションが大切である。欠席しないように,最後までがんばること。
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