2010年度工学院大学 学芸員課程科目

博物館情報経営論(Museum Studies: Administration, Education and Information)[8021]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
濱田 浄人 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 博物館は「物的証拠」の収集・保存・研究を行う過程で様々な情報を産み出し,様々な形で発信し,または交換の場となる。博物館情報論においては,情報の創出,情報の分類・体系化,また,どのような形で発信し,交換することができるのか考える。博物館経営論では,社会的存在としての博物館,それを支える制度,組織の存続・発展のためのマネージメントの重要性について考える。

<授業計画及び準備学習>
1.博物館と情報
2.情報の分類と体系化
3.ドキュメンテーション
4.博物館の情報の創造・発信と交換
5.組織とマネージメント
6.博物館の社会的位置,役割
7.博物館の組織と行財政制度(1)
8.博物館の組織と行財政制度(2)
9.博物館を作り,支える人々
10.教育普及活動
11.フォーラムとしての博物館
12.博物館の経営と評価

<成績評価方法及び水準>
講義ごとの小テストの点数と,講義終了後のレポートの採点結果を約3:7の比重で配点し,総合評点が60点以上を合格点とする。
レポートの評価に当たっては,論理的に展開されているか,現実に即したものとなっているか,独自の考え方が表れているかを重視する。

<参考書>
「博物館学シリーズ」大堀哲監修(樹村房)
「博物館学教程」大堀哲著(東京堂出版)
「ひらけ,博物館」伊藤寿朗著(岩波ブックレット,岩波書店)
「市民のなかの博物館」伊藤寿朗著(吉川弘文館)

<オフィスアワー>
質問等についてはメール(khamada@kahaku.go.jp)で。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2010 Kogakuin University. All Rights Reserved.