2010年度工学院大学 教職課程科目

情報と職業(Information Technology and Vocation)[9755]

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2単位
尾高  進 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 この授業のねらいは、主要には「情報化」と職業・労働をめぐる問題との関係を検討することにある。以下に、具体的な到達目標を示す。
(1)情報通信技術の発達と社会や労働との関係が分かる。
(2)日本の職業・労働の特徴が分かる。
(3)職業指導について、その基礎的な事項が分かる。

<授業計画及び準備学習>
■準備学習について
特別な予習は必要ない。各回の授業の終わりに提出してもらうミニレポートは返却する予定なので、見返して復習しておいてほしい。

1.オリエンテーション
2.情報化社会論
3.情報化の進展と生産の世界の変容
4.情報化と世界(ビデオ視聴)
5.日本的経営システムとその変容(1)OJT、QCサークル、年功賃金、終身雇用
6.日本的経営システムとその変容(2)成果主義・能力主義
7.情報化と労働の変化
8.労働組合の歴史と役割
9.教育実践としての職業指導
10.グローバリゼーションと職業指導
11.グループワーク
12.まとめ

<成績評価方法及び水準>
成績評価は、各回の授業の終わりに書いてもらうミニレポートにより、内容の理解度を判定し、必要最低限の理解をしている場合を60%とし、それ以上の者に単位を認める。

<参考書>
斉藤武雄ほか編著『ノンキャリア教育としての職業指導』学文社、2009年

<オフィスアワー>
授業の前後またはメールでご連絡下さい。

 

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