2010年度工学院大学 教職課程科目

教育実習A(Teaching Practice A)[9411]

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2単位
藏原 清人 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 教職免許を取得するにあたり,教職関係科目の学習をふまえ,中学校,高等学校など教育実践の場において体験し検証することを目的とする。同時に,自らの教職への適性を再確認し,教職への決意を改めて深める。
※教育職員免許法の改正により,中学校教員免許については4単位,高等学校教員免許については2単位の実習が必要である。従って中学免許希望の者は教育実習A,Bを,高校のみ希望の者はAを履修すること。
 A,Bは続けて行う1回の実習でも,A,Bそれぞれ分割して実習を行ってもよい。これについては教職課程の指示に従うこと。なお,Bだけの履修は認めない。
※※この科目は教育実習指導を履修してから履修すること。これを履修していないものは実習を認めない。実際に中学校,高等学校で実習するためには事前の諸手続が必要なので,必ず前年度4月初めに行なわれるオリエンテーションに出席し指示をうけて手続きを進めること。また実習を行う年の4月初めにもオリエンテーションがあるので,必ず出席すること。

<授業計画及び準備学習>
4月〜5月 実習直前の事前指導
6月(学校によっては他の時期) 中学校または高等学校における教育実習
7月および10月 事後指導(日時は掲示で指示)

<実習前>
教育実習の意義や実習校にとって実習をひきうけることの多大な負担をよく理解し,貴重な機会を与えられたことに感謝し,実習生としてベストを尽くす決意を固めること,教育実習に臨むにあたってと自分としての実習の課題をまとめる。
また実習校ときちんと打合わせて,事前の教材準備等を進めておくこと。また学校や地域の様子を把握しておくことが望ましい。
<実習中>
実習中は実習校及び指導教諭の指示に従うこと。実習中の遅刻欠席,早退は原則として認められない。
<実習後>
実習後は教育実習録を実習校に提出し確認を得た後に大学にすみやかに提出すること。実習録は実習校の確認を得た後は,加筆・訂正を認めない。特に必要な場合は別紙に記載し,添付すること。
実習の成果(得たもの,よかったことなど)や実習の経験を今後どう生かすか,考えをまとめておくこと。

<成績評価方法及び水準>
実習日誌,実習校の成績評価をふまえ,総合的に行う。事後指導に出席しないものは、単位を認めない。

<教科書>
なし

<参考書>
授業中に適宜指示する。

<オフィスアワー>
木 16:30〜17:00 新宿校舎A-2778号室

<学生へのメッセージ>
先輩たちは実習後,生き生きと実習のこと,生徒のことを語ります。実習の中での様々な出会い,これまでにない体験がありそれが自分を変えることになるのです。またとないチャンスを多くの人が経験してもらいたいと思います。同時に,実習は生徒たちや実習校に対して責任をもって行わなければなりません。しっかりとした心構えと万全の準備をして臨んで下さい。

 

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