2010年度工学院大学 教職課程科目

教職総合演習(Seminar on Teaching)[9372]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
内山 宗昭 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 現代の諸問題、例えば「国際理解」「環境」「人権」等について、教職の今までの学習を踏まえて、さらに総合的に各自の問題意識を中心にそれぞれテーマを深めて考察する作業を通して、教育的視点から教育実践の現場に生かせる諸テーマを探求する力を養うこと、指導の視点や方法論を基に検討してゆくことをねらいとしたい。

<授業計画及び準備学習>
1. [ガイダンス 「総合演習」について] 導入とテーマ選択への指導。
2. [講義「課題学習・探求学習」について 1 ] テーマ選定の動機付けとして、事例を中心に講義を行う。
3. [テーマの選定] 各自のレポートテーマを選定する。全体の意見交換と指導を実施。
4. [講義 課題学習・探求学習」について 2 ] 生徒への指導方法。
5. [小レポート ] 各自の意見をまとめる。
6. [中間報告] レポートの進捗状況を報告してもらう。
7. [個別指導] 報告に基づき全体指導と個別指導を行い、レポート作成のレベルアップを図る。
8. [事例研究 1 ] 1,2の現代的問題についての講義と意見交換を交えて進める。
9. [事例研究 2 ] 
10. [講義と個別指導] 各自のテーマと関係する講義・助言と個別指導を行う。
11. [講義と個別指導] 
12. [講義と個別指導
13. [講義と個別指導]
14. [個別指導] 最終レポートの仕上げのためのアドバイスを個別に行う。
15. [まとめと最終レポート提出] 授業のまとめと、個別に最終レポートを提出>。

準備学習 各自の中間報告・最終報告に向けて準備を行う。

 尚、学習のきっかけを提示する意図から共通的テーマについては、参加者の意向・動向をふまえて、関心を共有できやすいテーマに変更することがある。
 討議・個別指導の効率的な組み合わせを図り、時間を有効に活用したい。

<成績評価方法及び水準>
 最終報告書としてのレポートを中心に評価を行う(70%)。これに授業時の内容に即した小レポート・参加状況・中間発表とを(30%)総合して評価を行う。最終報告書としてのレポートに至るまでに、中間報告とそれへのアドバイス等を行ってゆくので、自ずから上記の達成目標に適う水準へと向かうことを期待したい。

<教科書>
特に使用しない。

<参考書>
授業中に適宜指示する。

<オフィスアワー>
八王子校舎では、授業の前後、水曜日4時限、5時限、金曜日5時限の前後、講師室または共通課程準備室に在。

<学生へのメッセージ>
 各自のテーマが大事になってくるので、各自の問題関心を深め、継続して考えてゆく態度や方法を少しでも習得する場になりえたらと思っています。強く社会的関心が持たれたテーマ、また自分の専門領域に重なる可能性のあるテーマ、あるいはそれ以外の多様なテーマがありえると考えます。指導・助言をしてゆきますが、自分の興味関心の持てるテーマを選んで下さい。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2010 Kogakuin University. All Rights Reserved.