2010年度工学院大学 教職課程科目
○特別活動の研究(Study of Special Activities)[9342]
2単位 末永 ひみ子 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 特別活動の内容や目標などについて理解を深めるとともに、現代社会における子どもをとりまく環境の変化や教育において生じている課題などについて取り上げ、特別活動の教育的意義について検討し、その果たすべき役割について考える。また実践事例の検討や指導案作成などをとおして教師としての力量形成へとつなげていくことを目的としたい。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.特別活動とは(準備学習:特別活動を振り返る)
2.特別活動の内容(『中学校学習指導要領解説 特別活動編』、16−24ページを読む) 3.特別活動の目標−望ましい集団活動、個人的な資質、社会的な資質の育成(『学習指導要領解説』「目標」7〜12ページを読む) 4.特別活動の目標−自主的、実践的な態度の育成(『学習指導要領解説』「目標」を読む) 5.特別活動の目標−人間としての生き方、自己を生かす能力の育成(『学習指導要領解説』「目標」を読み、理解する) 6.特別活動の変遷(1−5回までのまとめ、『学習指導要領解説』1〜6ページを読む) 7.現代の教育課題と特別活動の課題(配布プリントを読む、『学習指導要領解説』を読む) 8.子どもの社会環境の変化と特別活動の教育的意義(配布プリントを読む、『学習指導要領解説』13−15ページを読む) 9.子どもをめぐる問題と特別活動の役割(配布プリントを読む、『学習指導要領解説』を読む) 10.特別活動における教師(6-9回までのまとめ、『学習指導要領解説』103-105ページを読む) 11.学級活動・ホームルーム活動の目標と内容(『学習指導要領解説』25-57ページを読む) 12.生徒会活動の目標と内容(『学習指導要領解説』58-73ページを読む) 13.学校行事の目標と内容(『学習指導要領解説』74-91ページを読む) 14.指導計画と内容の取扱い(10−13回までのまとめ、『学習指導要領解説』92−102ページを読む) 15.学習成果の確認(試験)(前回までの総復習を行なう)
- <成績評価方法及び水準>
- 授業への出席を前提とし、講義内容に関連した小レポート(20%)、定期試験(80%)で評価し60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 中学校学習指導要領解説 特別活動編
- <参考書>
- 高等学校学習指導要領解説 特別活動編
- <オフィスアワー>
- 授業開始前後 教室または講師室
- <学生へのメッセージ>
- 現代の教育や子どもをめぐる課題をふまえて特別活動の重要性について考えてみましょう。
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