2010年度工学院大学 教職課程科目

技術教育の研究A(Study of Industrial Arts A)[9231]

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4単位
雑賀  高 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]
富澤 冨士雄 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 この授業は、中学校の技術科教師として、技術科教育に関する教授活動を営む上で必要な基本的な知見を得ることを目的としている。そのため、この授業は、技術科教師に要求される様々な専門的な力量のうち、授業づくりに関する実践的な力量を得るための知識を養う。特に教材・教具の開発と利用に焦点をあてる。

<授業計画及び準備学習>
1. オリエンテーション
2. 技術科教育の目的
3. 技術科教育の歴史(1)
4. 技術科教育の歴史(2)
5. 中学校技術科の授業の課題と展望
6. 技術科教育の授業論
7. 技術科教育の教材論
8. 「材料と加工に関する技術」(1)
9. 「材料と加工に関する技術」(2)
10. 「エネルギー変換に関する技術」(1)
11. 「エネルギー変換に関する技術」(2)
12. 「生物生産に関する技術」(1)
13. 「生物生産に関する技術」(2)
14. 「情報に関する技術」(1)
15. 「情報に関する技術」(2)
16. まとめ、技術科教材研究の課題

<成績評価方法及び水準>
 毎回の授業時のレポート内容を50%、前期末テストを50%の比率で配点する。60点以上を合格点とする。

<教科書>
 特に指定しない。必要に応じてプリントを配付する。

<参考書>
 文部科学省『中学校学習指導要領解説 技術・家庭編』教育図書
文部科学省『中学校学習指導要領解説―技術・家庭編―』東京書籍
 検定教科書『新しい技術・家庭 技術分野』東京書籍
 検定教科書『技術・家庭 技術分野』開隆堂出版
 河野義顕、大谷良光、田中喜美編著『技術科の授業を創る―学力への挑戦―』学文社
 佐々木享、近藤義美、田中喜美編著『改訂版技術科教育法』学文社

<オフィスアワー>
 授業の前後、教室または非常勤講師室で質問を受け付ける。

<学生へのメッセージ>
 この授業は、前半は講義形式で行う予定です。技術科教育に関する意欲や関心を強く持って授業に出席してください。

 

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