2010年度工学院大学 第2部建築学科

空気調和設備(Air Conditioning System)[1G03]

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2単位
鈴木 厚志 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
快適な室内温熱環境と空気環境づくりのための空気調和設備の基礎理論を理解した上で、要求事項・与条件をもとに社会的要求条件を満たす空気調和設備の計画手法を習得することを目的とする。

<授業計画及び準備学習>
準備学習:授業範囲を読んで理解しておくこと(1〜14回共通)
1.建築とのかかわり、ライフサイクルと空気調和設備
2.設備用スペース、設備容量
3.エネルギー供給計画
4.熱源方式の検討
5.インテリア空調方式の検討
6.ペリメータ空調・換気方式の検討
7.冷房負荷計算
8.暖房負荷計算
9.熱負荷計算演習
10.空気線図の使い方
11.熱源機の選定
12.空調機器の選定
13.ダクト系の設計
14.配管系の設計
15.学習成果の確認(試験)
   準備学習:前回までの総復習を行うこと

<成績評価方法及び水準>
原則として期末試験結果を70%、授業中の理解度テストの結果を30%の比率で評価し、60点以上の者に単位を認める。

<教科書>
「空気調和設備計画設計の実務の知識」空気調和・衛生工学会編(オーム社)

<参考書>
「空気調和ハンドブック」井上宇市編(丸善)

<オフィスアワー>
月曜日2時限目の授業開始前20分間、新宿キャンパス講師室にて。

<学生へのメッセージ>
建築設備技術者を目指す者には、次世代に引き継ぐ地球環境の維持に貢献するため、「人と自然に優しいエンジニアリング」により、環境負荷の発生が少ない建築の実現を目指す志と、技術者倫理、基礎知識を身に付けて欲しい。

 

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