2010年度工学院大学 第2部建築学科

基礎設計・図法(Introduction to Architectural Design、Theory of Design)[5654]

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2単位
中島 智章 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]
鈴木 敏彦 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]
地引 重巳 非常勤講師
中山 繁信 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 建築空間を表現・伝達する様々な基礎的手法を学びます。とくに空間を効果的に表現するショー・ドローイングはこの講義の主たる目的です。具体的な達成目標は以下の通りです。

(1)建築図面(平面図、立面図、断面図など)が読めるようになる。
(2)建築図面を表現するための、生きた線が描けるようになる。
(3)建築図面の基礎的描き方を学ぶ。
(4)建築模型の作り方を学ぶ。
(5)透視図の描き方を学ぶ。

<授業計画及び準備学習>
第1回 教師紹介、授業方針、規約、配付資料
     製図用具とその使い方の説明、線の引き方
第2回 建築図面、平面図の概説
第3回 断面図、立面図の表現
第4回 模型の作り方
第5回  模型による即日設計
第6回  断面図の作成法、アクソメとアイソメ
第7回  図面記号の解説、配置図の表現、添景
第8回  一点透視図法の解説
第9回  着彩の技法
第10回 二点透視図法の解説、プレゼンテイション図面の解説
第11回 建築設計Iに向けての解説・演習
第12回 総評1
第13回 総評2
第14回 総評3
第15回 成績評価

詳細は『2010年度建築設計課題及び案内』の該当ページを参照(情報はこの冊子の方が新しい)。

<成績評価方法及び水準>
* 全課題(課題は毎週あり)の平均点に副課題の評価を加味した得点が60点以上の者に単位を認定します。なお、全課題を提出しなければならず、1課題でも未提出の場合は試験放棄と同様となり単位取得ができなくなります。
* ビハインド提出(課題提出時間に少しでも遅れてしまった提出)の場合は、評価点数が半分となります。目安としては3回を超えてビハインド提出すると単位取得は不可能に近くなるので注意すること。
* 課題提出日から2週間を超えた場合は提出すら認められません。つまり、この時点で単位取得は不可能となるので注意すること。なお、この場合の2週間とは、間の週が祝日などで休講だったか否かに関わりません。2週間目が休講日だった場合はその翌授業日をビハインド提出の期限とします。
* 未完成の課題の提出は認められません。必ず完成させること。
* 模型課題だけはビハインド提出は認めません。ゆえに未完成でも提出日当日に必ず提出すること。

<教科書>
授業初回に対象となる建築の図面集を配布します。

<参考書>
日本建築学会編:『コンパクト建築設計資料集成』、丸善、2005年(第3版)。
武者英二他:『建築デザインの製図法から簡単な設計まで』、彰国社。
中山繁信:『手で練る建築デザイン』、彰国社、2006年。

<オフィスアワー>
 授業の前後。

<学生へのメッセージ>
 この授業は授業時間内だけで完結するものではなく、毎回必ず自習課題を伴っているので、各自、授業時間外の自習課題のための時間をしっかり確保してください。提出日直前の病気・怪我などの不測の事態も考慮して、締切直前まで先送りせず、帰宅後すぐに課題に取りかかりましょう。
 毎週の課題をその都度仕上げる作業には時間と根気を要しますので、各自タイムマネージメントをしっかり行ってください。要求されているのは、ただの努力ではなく、結果(課題が期日通りに望ましい質をもって提出されること)を伴う努力であることを肝に銘じて下さい。

<参考ホームページアドレス>
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~dt13029/

 

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