2010年度工学院大学 第2部建築学科

空間デザイン(Space Design)[2753]

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2単位
藤木 隆明 教授  
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最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
空間をデザインするために必要な基本的事項を、できるだけビジュアルな形で伝えていく。また、基礎設計を補足する形で、図面の持つ意味などについて講議する。最後に、地球環境問題をふまえた、これからの建築のあり方についても講議し、自分で設計案を練り上げるための建築的素養と審美眼を養っていく。

<授業計画及び準備学習>
1.空間をデザインすることとは? 建築とテーマ、図面のもつ意味など基本的な事項について講義。
2.建築家とその作品の紹介 近代建築の巨匠を中心として、講義とDVDにて作品と考え方に触れる。
3.「環境の世紀」における空間デザインについて講義。

<成績評価方法及び水準>
期末試験で最終成績を評価し、60点以上の者に単位を認める。ただし、毎回休まずに出席することが単位認定の最低条件である。

<参考書>
『ソーラーアーキテクチャー・デザインブック』(日本建築学会編、彰国社刊)

<オフィスアワー>
講義終了後、適宜。

<学生へのメッセージ>
デザインの力によって、自らの人生を切り拓いていって下さい。そのためには、能力も多少必要ですが、やる気が一番大事だと思います。やる気のある人たちだけで授業ができたら、とても有意義で楽しいものになるでしょう。

<備考>
紹介図書
Aqua-scape: The Nature-oriented Architecture of Ryumei Fujiki
新しい環境建築のカタチ。イギリスで出版された本ですが、生協でも入手することができます。建築の持つ無限の可能性を感じて下さい。特に、地球環境問題に意識的な建築家志望の学生には良い刺激になると思います。

 

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