2010年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科

符号理論(Coding Theory)[4F02]

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2単位
伊藤  稔 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
情報を遠方に送るなどの時に通常は送りたいものを符号化して送り、受取側で元の情報に戻します。その際に伝送中に化けた部分を検出して修正します。この授業ではこの符号化と復号化の仕方について学びます。

<授業計画及び準備学習>
情報源符号化 符号化の基礎
符号の木
ハフマンの符号化
パリティチェック符号
ハミング符号
既約台形正準形
巡回符号化
巡回符号化復号化
符号化回路
BCH符号 ガロア体
BCH符号化
BCH復号化
連続情報の符号化
学習成果の確認
注: 受講者能力により変更することがある。

<成績評価方法及び水準>
試験またはレポート。授業中の口頭試問や受講態度も評価対象となる。
また、教科書とノートの両方を持参していない場合は欠席扱いとし、原則として無条件不合格となる。
欠席回数が多い場合も不合格となる。

<教科書>
情報理論第2版 南敏著 産業図書
教科書は毎回必ず持参のこと。最初の時間から必ず持参してください。

<参考書>
なし

<オフィスアワー>
月曜日夕方

<学生へのメッセージ>
講義中に口頭試問することがある。また、板書(結構多い)をノートし、また、演習をノート上でしていただくので、必ず教科書と大学ノート(ルーズリーフの場合は綴じて毎回一式を持参すること)を毎回持参すること。大学院進学を考えているまたは迷っている場合には、試験範囲に入っているこの授業を受けておいてください。なお、受講開始前の情報理論の予備知識はなくでも大丈夫です。

<備考>
演習で理解などを確認しながら、また、中高レベルの算数数学の演習も交えて進みます。
板書が多いので、ノートをしっかり作りながらとなります。

 

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