2010年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科

Newsweekを読む(Reading Newsweek)[3505]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

4単位
庭野 吉弘 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
国際的な英字ニュースマガジンの記事を読むことによって、単なる英語の読解から一歩進め、文化的・社会的・政治的バックグラウンドの分析からその論旨のコアを掴む訓練を行う。

<授業計画及び準備学習>
 世界的なニュースマガジンと言われる『タイム』はどちらかと言うとあくまでアメリカを中心とした視点からの編集方針をとっているが、『ニューズウィーク』はよりグローバルな視野の立場に立って編集している。したがって、後者の方が比較的アジア関係の記事も多く、アジアの一員としての日本人にはそれだけ示唆も多いし、記事も親しみやすい。この講義で『ニューズウィーク』を取り上げる所以である。
 授業では毎週発行される『ニューズウィーク』の中から、学生たちにも親しみやすいまた興味ある記事を取り上げ、徹底的に内容を読み込み、時事英文の読解力の強化を図る。また、時折ミニ・テストを行い、読解力の進捗程度をみることにする。学生は前の週に渡される課題英文を必ず予習をし、いつ指されても訳せるように努力しておくこと。英文記事の難易度は易しいものから授業を進めるごとに徐々にグレードを上げていくが、当然の事ながら、この講義を受けようとするものはある程度の英語力が要求されることは認識しておくこと。 

<成績評価方法及び水準>
通常の授業での発表内容、予習の程度、ミニ・テスト、学期末の試験結果、出席状況などを総合的に評価・判断して最終評価とする。普段の classroom activity が重要なので、前期・後期それぞれ3分の1以上の欠席者は期末試験の受験資格を失う。

<教科書>
毎週発行の『ニューズウイーク』(Newsweek) (英文記事のコピーを配布する)

<参考書>
『朝日キーワード時事英語』〈朝日新聞社)
『ニュース英語パワーボキャビル4000語』(語研)

<オフィスアワー>
水曜:10:30-13:00,18:00-19:00 金曜:13:30-14:50,18:00-19:00 以上すべて八王子庭野研究室

<学生へのメッセージ>
目的意識をしっかり持った積極的な学生の出席を希望する。予習をしっかりして授業に望むことを当然のこととして授業を進めるし、学生諸君に読解を当てていく。

 

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