2010年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科

ソフトウェア設計法I(Software Design Methodology I)[2F02]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
千田 康弘 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
インターネットを基盤としたソフトウェア開発を行う上で必要な基礎知識を習得することを目標とする。
必要に応じて、OS、Web、メール、DB、パフォーマンス管理等、ソフトウェア設計に必要な知識について補足する。

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンス
  システム設計について考える
2.ソフトウェアについて
  ソフトウェアの定義、ソフトウェアの分類
3.ソフトウェア開発を考える
  ソフトウェア開発における常に付きまとう問題
  ソフトウェア工学について
4.開発方法論
  開発方法論構築・導入の意義
  開発方法論のポイント
  ソフトウェア能力成熟度モデル
5.計画プロジェクト(システム化計画)
  ビジネス要件定義
6.構築プロジェクト(設計)
  ソフトウェアのモデリング
  ユーザービリティとユーザーエクスペリエンス
  フレームワーク
7.構築プロジェクト(開発)
  コーディング規約、ソース管理、バグ管理
8.構築プロジェクト(検証)
  単体テスト、結合テスト、システムテスト
9.構築プロジェクト(移行・導入)
  開発、検証、本番
10.運用プロジェクト(評価・運営運用)
  ビジネスサービスレベル評価
  システムサービスレベル評価
11.プロセスモデル
  ウォーターフォールモデルからアジャイルまで
12.テスト手法
  テストの定義
13.パフォーマンス
  ソフトウェアとパフォーマンス
14.セキュリティ
  ソフトウェアのセキュリティ
15.学習成果の確認(試験)

準備学習として課題に関するレポートを提出すること。

<成績評価方法及び水準>
定期試験の成績により評価を行うが、授業への出席と授業時に行う課題・レポートも評価する。
出席率が低い場合は不可とする。

<オフィスアワー>
講義内容に関する質問等は、講義終了後に受ける。

<学生へのメッセージ>
ソフトウェア開発現場での実例を交えて講義を行いたいと思います。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2010 Kogakuin University. All Rights Reserved.