2010年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科

数理計画法(Mathematical Programming)[1F02]

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2単位
斎藤  明 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
数理計画とは、与えられた制約条件の下で、ある目的関数の最大値あるいは最小値を求める問題の総称である。本講義では、数理計画の中でも最も基本的でありかつ応用範囲も広い線形計画法の解説を行う。シンプレックス法の理解を本講義の目的とし、できれば双対性の理解までをめざしたい。

<授業計画及び準備学習>
以下の内容を取り扱う。

1. 線形計画モデル
2. 線形計画問題の図式解法
3. 線形計画問題の各種の解
4. 標準形
5. シンプレックス法
6. シンプレックス表
7. シンプレックス法による解法例
8. これまでに学んできたことの復習と補充
9. 罰金法
10. 罰金法による解法例
11. 2段階シンプレックス法
12. 2段階シンプレックス法による解法例
13. 改訂シンプレックス法
14. これまでに学んできたことの復習と補充
15. 学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
毎回宿題を課す。宿題の提出状況に対して最大20点、提出された宿題の質に対して最大10点、期末試験に対して最大70点を与え、60点以上を合格とする。

<教科書>
なし

<参考書>
「わかりやすい数理計画」森本義廣著(日本理工出版会)

<オフィスアワー>
質問は講義中に受け付ける。また電子メールによる問い合わせも随時受け付ける。電子メールのアドレスは授業初回に公開する。

<学生へのメッセージ>
期末試験では宿題の発展問題を多く出題する。宿題を毎回こなしていくと自然に試験勉強につながるように配慮するので、毎回の宿題をしっかりこなして欲しい。

 

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