2010年度工学院大学 第2部 *電気電子情報工学科電子工学コース
音響工学(Acoustic Engineering)[2F76]
2単位 島内 末廣 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 聴かせたい音を、より聴き取りやすく聴き手に伝えるための音響処理技術について解説する。聴き手に音を伝える各ステップ(音の収録、伝送・蓄積、再生)において、それぞれ適用される処理の役割と基本原理の習得を目標とする。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1週:イントロダクション
第2週:音響信号のディジタル化 第3週:音響のためのディジタル信号処理(1) 第4週:音響のためのディジタル信号処理(2) 第5週:音響伝達モデルと計測 第6週:音響信号の分析 第7週:収音処理(1) 第8週:収音処理(2) 第9週:再生処理(1) 第10週:再生処理(2) 第11週:伝送・蓄積のための処理 第12週:適応処理(1) 第13週:適応処理(2) 第14週:適応処理(3) 第15週:定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 原則、期末試験において、60点以上を合格とする。ただし、出席状況や授業での発言等の積極性も考慮する。
- <教科書>
- 使用しない
- <参考書>
- 大賀 寿郎、金田 豊、山崎 芳男 著: 音響システムとディジタル処理(電子情報通信学会)
岩宮 眞一郎 著: 図解入門 よくわかる最新音響の基本と仕組み(秀和システム) 中村健太郎 著: 音のしくみ(ナツメ社) など。
- <オフィスアワー>
- 非常勤講師のため、講義中または講義終了後、質問等を受け付ける。
- <学生へのメッセージ>
- 自身の体験と照らし合せながら、「音」に興味を持って講義を受講して欲しい。
- <備考>
- 講義資料は、講義終了後にポータルサイトにアップする予定。
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