2010年度工学院大学 第2部化学応用デザイン学科

生物工業化学(Industrial Biochemistry)[3G73]

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2単位
坂口 政吉 講師  
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最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
バイオテクノロジーの現状とそれが生物の機能をどのように利用し、どのように行われているかの基本原理を解説する。そして、バイオテクノロジーの手法の工業生産への適用について紹介する。
この科目を受講するには「生化学I」および「生化学II」の履歴あるいは同等の学力が望ましい。
達成目標:
1.バイオテクノロジーの広がりを理解すること
2.遺伝子工学の基本技術とその適用範囲について理解すること
3.タンパク質の人為的改変とその応用について理解すること
4.タンパク質による特異的基質認識の機構とその工学的意義について理解すること
5.生物工学的物質生産とその利用、そして展望について理解すること

<授業計画及び準備学習>
以下の項目にしたがって講義するが、都合により変更することがある。
1.バイオテクノロジーについて
2.遺伝子
3.遺伝子工学
4.タンパク質と酵素
5.タンパク質工学
6.抗体および酵素の特異性とバイオセンサー
7.微生物について
8.微生物利用-発酵飲食品-
9. 微生物利用-有機酸とアミノ酸-
10.微生物利用-抗生物質と医薬品-
11.細胞工学
12.発生工学
13.環境生物工学
14.まとめ
15. 学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
定期試験で最終成績を評価、60点以上の者に単位を認める。
試験の際には自筆ノートおよび配布資料の持込可とする。

<教科書>
使用しない。参考資料は講義時に配布する。

<参考書>
「生命工学」金谷茂則、熊谷泉

<オフィスアワー>
常駐場所が八王子校舎のため、新宿校舎で面談希望の場合は、あらかじめ
E-mail、または電話で予約することが望ましい。
E-mail: bt11532@ns.kogakuin.ac.jp; 内線番号:3371

 

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