2010年度工学院大学 第2部化学応用デザイン学科
文献調査法(Chemical Information Retrieval)[3G72]
2単位 多田 尚 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 「化学情報」の調査法を概説するが、特にインターネットを利用する情報ツール(電子ジャーナル、特許、その他データベースとその検索ツール)を講義中に利用させて説明し、理解させるとともに使えるようにすること。 ケミカルアブストラクツの概要についても理解させ、ケミカルアブストラクツ(印刷冊子)での利用もできるようにすること。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.講義概要説明および化学情報の重要性と種類 4/14
準備学習:教科書第一章を読んで置くこと 2.一次情報(原著情報) 4/21 準備学習:教科書第二章を読んで置くこと 3.一次情報(電子ジャーナル J-Stage) 4/28 準備学習:教科書第三章を読んで置くこと 4.一次情報(特許情報、国内特許) 5/12 準備学習:教科書第四章38ページまでを読んで置くこと 5.一次情報(特許情報、米国、欧州特許) 5/19 準備学習:教科書第四章39ページ以降を読んで置くこと 6.三次情報(参考図書) 5/26 準備学習:教科書第五章を読んで置くこと 7.検索ツール(J-Dream 基礎) 6/2 準備学習:J-Dreamポケットガイド9ページまで目を通して置くこと 8.検索ツール(J-Dream 応用) 6/9 準備学習:J-Dreamポケットガイド10ページ以降に目を通して置くこと 9.二次情報(一般) 6/16 準備学習:教科書第六章を読んで置くこと 10.二次情報(ケミカルアブストラクト概要) 6/23 準備学習:教科書第七章64ページまでを読んで置くこと 11.二次情報(ケミカルアブストラクト検索) 6/30 準備学習:教科書第七章65以降を読んで置くこと 12. 二次情報(その他のCASデータベース) 7/7 準備学習:教科書第八章を読んで置くこと 13.その他のデータベースとツール 7/14 準備学習:教科書第十三章を読んで置くこと 14.まとめ 7/21 準備学習:教科書第十四章を読んで置くこと 15.学習成果の確認(試験) 7/28
- <成績評価方法及び水準>
- 講義時の演習の結果、期末テストの成績を各々50:50の比重で配点して総合評点が60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 「インターネット時代の化学文献とデータベースの活用法」 時実象一著 (株)化学同人 ISBN4-7598-0916-3
2000円
- <参考書>
- 「第四版化学文献の調べ方」 (株)化学同人 ISBN4-7598-0285-1 2000円
- <オフィスアワー>
- 講義終了後に教室で受け付ける。
- <学生へのメッセージ>
- ネット検索演習をふんだんに入れて講義する。
各自が調査課題を用意して受講すること。
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